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一世一代のお買い物 理想と現実
一世一代のお買い物と書くと思い浮かぶのはヤッパリ家でしょ!!!
先日 この家関連仕事で 人生お初の住宅展示場に行ってきました。

車で都心を離れ 大きな工業団地を抜けると何もない原野的な場所に突如 美しい開発地区が現れるじゃありませんか!?

担当者
『 深澤さんこうゆうとこって初めてですか?』

『勿論 こんなところあるなんて知らなかったし 縁もないもの』
担当者
『じゃー今日は 色々見て回ってみましょうか?』

『イエッサー!!ボス』

到着すると そこは各住宅メーカーが最新デザイン&機能で建てた家々が約30以上も建ち並ぶ夢のような街ですよ!!!
私は新築のマンション広告の部屋間取りを見ただけでも空想引越しするくらいの男ですから もぅテンションが上がりまくりですよ

先ずは大手メーカーから順に見て回ることにしました。
セキ○イハウス パ○ホーム トヨ○ホーム 又あの日本のカリスマ主婦?栗○○○みプロデュースの木下○○まで!!

大手は凄い!! 耐震構造 空調設備 蔵に土間に ウォークインクロゼット ウッドデッキ 対面キッチン もう至れり尽くせりですよ。ここ数年で一番ドキドキしましたね ホント IKEAに行くならここに来た方が 面白い!!! 夢を売ってますよ!! 買えないけど・・・・・・・

大手ゾーンを抜け 次は中小のコジャレタ住宅ゾーンです。
ちょっとここからセールスが厳しくなる・・・・・
一軒の物件に入るなり
セールス
『どの辺で お考えですか?』

『エッ!! アノ はぁ〜』
セールス
『あの こういうことは最初にハッキリさせておかなければならないのですが 実際お幾ら位のご予算ですか?』
私( どう受け答えして良いのか? 靴も脱いじゃって部屋に入ってますから逃げられない)
『エ〜ット ・・・・・・・』 
セールス
『お勤めは? 昨年の年収は? 実際にどのくらい毎月住宅にお金を掛けれますか?』

『そんなには・・・・・・』
セールス
『大丈夫です 無担保でも35年で考えれば!! 今が金利安いですから先送りにすることは得策ではありませんよ!!』

『すいませんでした』

逃げるように退散しました。 イャァー 実際他も結構厳しい接客するんですよ!! ライフプランとか人生設計とか 私 初めて接客の中で人生について御説教みたいなこと言われましたよ。

やっぱ 一世一代のお買い物だけあって夢だけでは終われないんですね、本当に厳しい現実を投げかけられましたよ。

仕事の担当者Uさんのもとに 逃げ帰ると
『深澤さん 住所とか書かなかったですよね他のところで?』

『チョッと書いちゃいました・・・・・・』
担当者
『明日から DM攻撃が開始されますよ おそらく 今は個人保護法で大分落ち着きましたが攻撃開始ですね・・・・・』

『ヒ”ェ〜ン』
担当
『サッ 打ち合わせしましょ』

『イエッサーボス』

夢は夢 一世一代は一世一代 簡単には行きませんね。 さぁVMDの新しい可能性を広げましょかね。。。。
 2006/05/25 11:56  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)

VMD用語について語る GP(グランドプレゼンテーション) 
今日はGP grand presentation(グランドプレゼンテーション)について語ってみますね。
GP(グランドプレゼンテーション)とは ブランドイメージの
総合的な提供内容や計画案などを示します。

例えば お客様に提供するイメージという意味ではTVCMや雑誌広告 店舗デザインからMD VMDまで全てが お客様に提供するイメージの一部であるという考え方です。

先日 あるお客様とのミィーティングの際に起こったことだったのですが
店舗 商品 VP 広告イメージ等 全てのブランドイメージ 商品イメージに対する社内のコンセンサスが取れていない。

実際の現状は各部署が与えられた内容から それぞれの考え方によって提供内容の仕事を進めている状態でした。 
結局 今一度 全体のイメージの構築と共有からやり直すことになり 
その後 店舗イメージを作り上げました。

もしここで GPについての認識や話し合いがもたれなければ
どれだけ各部門が素晴らしい仕事を手掛けたとしても 
お客様への提供内容のコンセプトが少しずつ異なっていたり 
提供するターゲットが異なっていたりと お客様の記憶に残さなければならない内容に 少しずつズレが生まれ 結果としてブランドイメージのインパクトが薄れてしまうことが大変多いんです。

店舗でも いくらVP VMDと店舗イメージを表現しても お客様に提供するイメージの総体から考えられたものでなければ それは店舗の一人相撲になってしまいます。

これでは想定していた目標に結びつかずに 商品やそれ以外の内容に責任を転嫁もとめることになりかねません。

今 店舗運営やVMD 販促活動に問題を抱えていらっしゃる方々の大半はこのGPについての問題なのではないでしょうか?

VMD VP PP IPとVMDに関する用語は非常に一般的になってきました。
今後 それをもっと効果的に効率的に使うためには ブランドイメージのトータル的な考えにGP(グランドプレゼンテーション)の概念を取り入れGPはIPの為に IPはGPの為にという繋がりを意識したイメージ提供を心掛けてはいかがでしょうか。

今日も天気がイマイチですね。こんな日のBGMにはタック&パティー如何ですか? 世界最高のギタリストと名曲の再生 沁みますよ〜!!
 2006/05/23 08:52  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)

コンセプトについて
今日からnewPCです。思いきって やる気の赤にしてみました。

さて最近 某中国のお客様の元でお仕事をさせていただいているときにこんなことがありました。
VMDのコンサルティングの一環として研修を行っている時のこと お客様の総経理(社長)が私に向かって かなり怒った口調でこんなことを言いました。

『お前が言ってるVP PP IPのコンセプトはそのまま私の会社のVP PP IPのコンセプトになるのか??エエッ!!!! どうなんだ? yes  or no ドッチだッ!!! yes or noで答えろ!!!』

この方は非常に厳しい方で中国でも有名な社長さんです。アメリカの雑誌に中国を動かす5人の女性として特集を組まれたくらいの方ですから本当に鬼気迫るものがあります。
同席していた awのkbcさんiriさんも引きつっていましたから・・・・・・・・・

でも この瞬間 頭の中を覆っていた日頃の慣れというか 自分で作ってしまった殻のようなものが(パッツ〜ンン)と音を立てて破れましたね。
コンセプトって辞書で引くと【創造された作品や商品の全体につらぬかれた、骨格となる発想や観点】 となっています。
ですから VPのコンセプト一つとっても 販売する商品やブランド また会社が違えば骨格となる発想や観点が違ってくるということです。
このブログ内でも 私自身が自分たちに合った マッチしたVMDを作り上げなければ意味がないと言っておきなかが 最も基本的なVP PP IPのコンセプトを 研修を行う際には一般的な特性や目的 場所などとして捕らえて紹介していました。(勿論コンサルの現場では別ですよ。)

最悪ですね 例え研修だとしても一般的だなんて言葉は使ってはいけないのかもしれませんね・・・

私はこの中国のクライアントの総経理の質問には『no』と回答し 
直ぐに 自社の組織に合った 自社内で誰もが共有できる言葉で理解できるVP PP IPそれぞれのコンセプト 作用 場所を明確にし提出しました。

非常に 恥ずかしい話なので 『駄目じゃん深澤・・・・』とお思いになられるかもしれませんが
やはり 社内でVMDを広めていく際には 
このような自分達だけの道が非常に重要であることを改めて実感し 
必要なことは 使い古されていく 誰もが知っている一般では無く
自分たちのやり方として誰もが社内で共有できるコンセプトなんだと!!!  

『あぁ〜 〜修行が足りませんね〜 』

  
 2006/05/22 09:51  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)

日本代表 加油(ジャーヨー)
お疲れ様です 深澤です。
やっと日本に帰ってきましたよ〜という感じです。
今回の出張は色んなことがあり過ぎて どこから書いていいのか整理できていないのですが一番印象に残っている出来事は 中国でサッカーの試合に出場しました。
(今回の投稿のBGMはThe Cup Of Lifeでお願いします。)
フランスWCの公式ソングでしたね。


さて 試合といってもクライアントのお客様の社内チームに参加して 別の会社チームと対戦したということです。
約一週間の出張だったのですが コンサルの最終日が日曜日だったことと 仕事がかなり速いペースで終了したために複数の男性社員からお誘いがあり参加することにしました。

場所は会社から程近い中国の軍事体育学校内の専用グランドです。
門を潜り中に入ると そこは軍隊ですよ。ホフク前進の練習場や 高い壁や堀を乗り越える練習場など結構 緊張感のアル場所でしたね。さすがにちょっと写真を撮る気にはなれませんでした。

急遽買ってきた短パンとユニフォームに着替えて試合開始です。
取り合えず 先発メンバーは遠慮してウォーミングアップ。
ウォーミングアップ中も訓練をしている軍の方々の目線が怖い 
本当に中国のこんな環境でサッカーなどするなんて夢にも思っていませんから何もかももがアウェイ状態・・そしてついに試合出場です。
 
気を使ってくれたのか ポジションはトップ下 良い意味でも悪い意味でもボールが回ってくる

そしてディフェンスからのパスでファーストタッチです。

『痛ッ ボコッ ドスッ』
トラップして振り向こうとした瞬間二人掛りで二発頂きました。
完全に肘が入ってましたね。 ・・・・・・・・・冷静に 冷静に・・・・・ここは完全にアウェイです。

簡単にボールを捌き 出場したことをかなり後悔・・・
こうなったら 試合から消えるしかありません
(ベッカムが得意とするワザワザ味方からパスが来ない様にディフェンスのマークの影に入り休む作戦)
でも皆 そんな私の思いとは裏腹に 笑顔でパスをくれます。
『私ホントにパスなんて要らないんですが!!』
声に出しても 言葉が通じない・・・・・・・結局 約50分間のプレー
目の前が真っ白になるというのはこういう感覚なんでしょうか
完全に激しく敵のチャージを受け続けた体と 走り続けた足が
自分の意識ではコントロールできないくらいにフラフラですよ。

しかも ここまでの仕事の疲れも混ざって
鼻水さえも自分拭けませんよ
皆 笑顔で称えてくれましたが 内心は 
『こいつ敵に完全に狙われたな 可哀想に・・』という感じでした。 

これも必要な経験でしょうか  今も体に残る青アザは
日中友好の証として日本に持ち帰ってきました。

中国アパレルのサッカーチームよ!!!いつかホームで会おう!!!
チキショー!!!!!痛ッ

PS 加油とは中国語でがんばれの意味です。
ではでは
 2006/05/18 11:22  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)

連休明けからラッシュです。
連休がやっと終わりましたね。今日は新宿で
VMDの勉強会とコンサルを一件
明日からは一週間 中国に行ってきます。

まだ 全く明日からの荷造りが全然出来ていません・・・・
洗濯物も乾いていなし・・・・・・
ブラウスもクリーング店に取りにいけていない・・・・・・

どうしよう・・・・・もう どうもならん

ここまできたら このブログ投稿後ユックリ睡眠をとって 明日の朝荷造りして出かけてきます。
では 皆様 一週間後に楽しい土産話が出来るようにがんばってきます。では 
 2006/05/08 23:25  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)

like a rolling stone
先日TVを付けると タイツ姿の親父が熱唱しているではありませんか!!! 隣にはデニムにサスペンダー姿でギターを弾くイカス親父がッ!!! 
そう THE ROLLING STONESですよ!!
NHK衛星でストーンズのライブやってたんです。カッコいい!!特に個人的に MISS YOUから聞けたのが嬉しい。 世間ではちょいワルオヤジだのと女性に媚びたカッコ付けが良しとされているけど この人達を見ているとチョイワルオヤジがセコク見えるね、 極ワルオヤジだよなぁ〜 ホンモノは何時の時代に見てもカッコいいもんだ。
久々にミックに合わせて踊っちゃいました ホントッ!! 
俺もlike a rolling stone 理想だね・・・いやッ希望かな・・・・

じゃ今日はストーンズに触発されたので 
売れる理由 売れない理由についてちょこっと考えて見ます。
「お客様の見えない注文に答える」、
売り場を作る時いつもこの言葉を思い浮かべます。これまでも売れない理由や売場にとっての重要なイメージ作りのお話はしましたが、本当に売れない原因となる事とは
「お客様の見えない注文に対して諦めてしまう」もしくは、
「見えない、聞こえない注文に答える術が無い」、これがお客様に支持されなくなる最大の原因だと思います。

売場作りのポイントを知れば売れる!!売れる陳列術がある!!売れる売場のノウハウを知ろう!!売場をビジュアル化すれば売れる!!など、見せるVMDを学ぶことで売上が上がる・・売れる理由になる・・・・こんな見出しを目にしますが本当にそうでしょうか?

売場をビジュアル化する術が「見えない注文」に答えてくれることになるのでしょうか?

また、商品を美しく見せる基礎を学ぶこと、美しい売場を手にすること、
これだけがお客様と私たちにとって
必要な売れる理由となるのでしょうか?

私にはそうは思えません。

小売業に携わる人間にとって一番重要なことは、お客様の見えない注文に耳を傾け、その上で
「私達はどうなりたいのか。私達は何をどう伝えていくのか。」という意志を持ってお客様の見えない注文に具体的にお答えすることです。

これが売れる理由に繋がらなければ、私たちにとってもお客様にとっても、小売の世界に喜びや感動は生まれません。
であれば、売れる理由となるVMDとは売場をビジュアル化するものでなく
「私達はどうなりたいのか、何をどう伝えていくのか。」という意思そのものを戦略としてビジュアル化することだと断言できます。

売れる理由となるVMDをお求めになるのでしたら これもやっぱり
like a rolling stoneでしょ。
自分の魅せたいことをしっかり信じることで実行することですよね。
やらされてる売場作りなんていつか廃れていくものですよ。

 2006/05/06 10:34  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)

印象価格意識していますか?
ここ数日間 毎日ブログを更新しています。
GW中はお客様の会社も本社がお休みしていますので 私も実に久々にゆっくりと朝から投稿できるわけです。今朝のBGMはkraftwerk聞いています。昨日の深酒が効いているのか コーヒー片手にフラフラ&マッタ〜リとしている状態ですね。(kraftwerkのウェブサイトはなんともカッコいいですよ

今日はこんな状態で印象価格につい
て語ってみます。
私達は必ずモノを購入するとき、値札をチラッと覗く前に、商品をパッと発見した第一印象の段階で値段をイメージします。この第一印象から感じた商品のイメージ価格を印象価格といいます。

お客様はこの印象価格を基に実際の値段と比べて
「高い!」「安い!」と評価を下した結果、商品を購入するわけです。
勿論印象価格より実際の価格が低ければ購入する可能性は高くなりますね。私は食料品、特にスーパーマーケットの売場をお手伝いさせて頂く度に、一般家庭の主婦が感じる印象価格のシビアさに驚きます。

ただこのシビアさに触れることは非常に重要ですし、逆に、こういったシビアなお客様が「どんなポイントで印象価格を吊り上げるのか」、これを知ること感じ取ることは、私にとって最も重要な市場調査なんです。色んな売場を見るよりそこで買物をするお客様の印象価格帯を知ることがなにより大切!!

売場の作り手として自分を基準とした印象価格ではなく、広く多くのお客様が感じるリアルな印象価格を把握しなければなりません。勿論お客様タイプ別、クラス別にもです。さらに これらのお客様の印象価格を上昇させるポイント、ツボを心得ることは、私達の最大の武器にもなるのです。

ファッションやアパレルの企画関係者にも、「この素材・縫製でこの価格なら安いでしょう!!」とか、「これで5800円なら買いでしょッ!!で、どう?どう思う??」と、意見を問われることが多いのですが・・・・・・・・この瞬間が凄い重要!!
  
彼ら企画担当者がこだわる部分をどう見せるか?さらに実際売場に訪れるお客様が感じる印象価格と商品の価格との間に差があるのか?ないのか?またどのような視点から魅せることで、お客様の印象価格を上回れるのか?

これを私達VM(ビジュアルマーチャンダイザー)担当者が独断で判断するのではなく社内全体を巻き込んで対応するんです。広くお客様が感じる印象価格を社内全体に広めることで、商品に持つ「こだわりやうんちく」がイメージとしてお客様に伝わるものなのかどうか、価値があるものなのかどうかの重要性を社内全体で共有できるはずです。売場−本社間に商品の印象価格差が生まれてはならないのです。

印象価格とは、企業とお客様の価値観を第一印象で示すものであり、そこに悪い方向に開きが生じれば、お客様の価値観と企業の価値観が違ってくるという最悪の事態に繋がります。

VM担当の皆さん お客様の印象価格意識をしていますか?社内の印象価格を意識していますか?ここを繋ぐ役割を意識してみては如何でしょうか?
 2006/05/04 09:00  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)

最愛の恋人のようにトルソーに心を伝える旅
このブログを読まれている皆様 是非この投稿のBGMにはSHEENA & THE ROKKETSKOKO <ストリートシンガー>という曲を使ってください。 この曲の入ったアルバムは全曲 あの昭和の天才 阿久 悠が作詞を手掛けていて何とも言えず素晴らしいんです。心です 心!!
(若い読者の方は知らないかな〜シナロケ ? どう思いますAW小林さん?)


さて さて商品の置き方には、左右対称、左右非対称、三角構成 M型構成など、商品の大きさ、状況などによって、美しく見せることが出来る基本的な構成方法があります。

ただ最近、売場巡回やリサーチをかねて色んなショップを見ていると、VP内のトルソーやマネキンの位置関係が、微妙にずれていたり、意味も無く色々な方向に向けてあったりすることに気がつきます。

トルソーやマネキンは顔つきや色が違うだけで、商品をフィッティングするまでは、それ自体に人格を表現する要素は持ち合わせてはいません。ですが、たった一枚でも商品をフィッティングした瞬間、商品のカラーや立ち位置 ポージング 着せ方により人格や人間関係までを伝える力をトルソーやマネキンに与えることが出来ます。


例えば、2体並べられたトルソー、マネキンの立ち位置が均等であれば、並べられた二体の人間関係は友人や仲の良い恋人同士のように均等なイメージに表現できます。しかし二体の位置関係が少しずれる、あるいは別の方向を向くだけで、均等なイメージは崩れ 一人一人の人格が生まれ、その二人の関係の変化を表現しだします

なぜVPの重要性がどの会社に行っても語られているのに、このようにマネキンやトルソーの位置が意味も無くズレているように見えるのかというと、おそらく商品を飾る、魅せることは重要だが、商品を通じたVP自体の面としての伝わり方については、まだまだ説明が不十分なのかもしれません。

VPは写真や絵画のように、一つの面としてお客様に伝わるモノです。ご自分の持っているアルバムの中の写真を幾つか見て下さい。人と人の立ち位置 着ている服装 仕草 顔が向いている方向によって、その時その時の人間関係や状況、心の内がなんとなく表れているはずです。

それと同様に、マネキン、トルソーの立ち位置、向ける方向、ポージング、各トルソーとマネキンたちへのスタイルングと特に配色、これら全ての要素が、VP内のトルソーやマネキンに人格を与え、その面にストーリーを生み出します。とても注意しなければならないことですし、今すぐにでも改善できる内容です。

VPは視覚的な効果を作るものですが、お客様は見たものを心で感じています。
本来表現するということは 目で見えるのではなく心を表現するものであり コレが出来なければ本当の視覚効果は得られないのです。

是非今一度、VPの内容を商品だけでなく、ストーリーとしてどんなことを伝えて行きたいのか、明確にプランを立てて、各ショップに伝えてみては如何でしょうか?

 2006/05/03 09:01  この記事のURL  /  コメント(1)  / トラックバック(0)

VPという名のMD
お金を掛ければ出来るという考えは好きになれません。
私がまだ 会社員として売場を作っていたころ 
社内全体で「お金掛けずに手間掛けろッ!!」という鉄の指令が出ていました。

今でもその頃の考え方が染み付いていますから とにかくまずは「お金を掛けないで出来るところまでやるッ」というのが私のポリシーです。その上で本当に必要なモノにはより良い物をとは考えていますけど・・・・
先日も愛車の足回りを新調しようと考えいたのですがここは ホイルからタイヤまで
4本交換したら それこそ破産コースです。
そこで タイヤのみ交換 ホイルは自分でペイントしてみました。

なかなかの出来栄えでしょ!?やってみるモンですよッ!!
かなり前フリが長くなりましたが 売場にあるVPスペースなんかも 
無ければ無いで出来ることはあります。

「VMDやりたいんだけど ウインドウやVPスペースなんて無いからね…」
「ウチの店は品揃えだし、やらなければならないのは分かっているんだけどね…」

専門店や量販店、また品揃えの売り場をお持ちの方からVMDについてこのようななコメントを頂きます。でも、飾り付けるだけのVP(Visual Presentation)、見せるだけのウインドウを持つことより、お客様の買場としてVP(目で見て何が売りたいのかが分かる)というMD(買場、品揃え)を持つことのほうが100倍も重要です。

他店との違いを表現する店舗で、ブランドのアイデンティティーを表現するのにVPやウインドウスペースが無ければ何も出来ないという考えは捨てたほうが良いかもしれません。(決してVPが無いほうがよいということではありません。) 

ウインドウやショウスペースより、もっとお客様が直に触れて、見て、買えるVPを作ればいいんです。

・どんな物を どんな風に提案したいのか?
・どんなサービスを商品から提供したいのか?
・そこにはどんな世界観があるのか? 

・皆さんが伝えたい変わらぬ信念を売る場所に、VPと言う買場スペース(MD、品揃え)を持つこと
・このMDを標準化する考え方、仕組み、ルールを持つこと

これらの点が、飾り付けること以上に売り場にとって必要なVMDである思います。

是非 お金掛けづに 手間掛けてみては如何ですか?


 2006/05/02 11:40  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)

売場のニュ−スを作る
GW突入ですね。皆さんは如何お過ごしですか?深澤は昨日まで家から15分位の所にある小田貫湿原に愛車と共に入り込んで 川を車で渡ったり 散歩したりと一人で自然を満喫いたしました。自然の美しさは良いですよ!!! あの花とか緑の色のバランスや構成を忘れたら お客様に快適と感じてもらえる売場なんて出来ないですから!!
だから休日は出来るだけ自然と触れ合うことにしています。

さて今日は売場で作るニュースについてチョッと語ってみますね。

「あなたの売場のニュースは何ですか?」

「あなたの売場にニューススペースはありますか?」

こんな言葉を聞いたことはありますか?

お客様が売場に入った瞬間、目の前に飛び込んでくる商品は、売場のニュースでなければなりません。

なぜニュースなのか?

お客様が商品を初めて見た瞬間、その商品に感じる魅力の半分以上は商品内容そのものの魅力にあるのではなく、その商品にまつわる情報や物語にあると言われています。

その商品の伝え方、見せ方が、今、目の前にいるお客様にとって、また、あなたの売場にとっての話題や事件となり、それが確実に伝えられているかどうかが、非常に重要だということです。
 
そう考えるとテレビやメディアから伝えられるニュース同様、私達は売場から発せられるニュースや話題にも敏感で、そして飢えているのでしょうね。

そんな売場からの話題が特に新鮮であったり、伝えられ方にセンスや美しさがあることは、お客様にとって非常にいい意味で、メリットの高いニュースになります。「あ、何かいい感じッ」「素敵な物が、ありそうよッ」、こんな予感を作りますと、お客様の買物に対するモチベーションは一瞬で上がります。

また、売り手にも同様効果があり、ニュースの出来不出来によって販売に関するモチベーションが上がったり、下がったりもします。ニュースは「コレは、売れるよッ!!」「早くお客様に見て欲しいな」などの売れる予感を、そして、販売に対してのモチベーションを作ることに、非常に深く関係していると言えます。

是非、あなたの売場からお客様へ真っ先に、あなたの売場の素敵なニュースを伝えてくださいね。それが、お客様と売場スタッフをハッピーに繋ぐことが出来る、売場のニューススペース作りです。

では 皆さんも楽しいGWをお過ごしくださいね。
 2006/05/01 10:38  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)

プロフィール
深澤 智浩(ふかさわ ともひろ)
大学卒業後、大手SPA企業にてヘッドトレーナーとしてVMD戦略に携わる。2003年、VMD TOTAL SUPPORT OFFICE 深澤企画設立 。 現在、複数のカジュアルブランドの店舗運営のサポートとVMD業務に携わる傍ら、生鮮食料品の店舗ビジュアルも手掛ける。年間、深澤企画として100店舗以上のVMDクリニックを行っている。

TEL :03-3523-2402
FAX :03-3523-2401
yellow@apparel-web.com

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