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深澤流VMD IP〜アイテムプロモーションについて語る〜
 IP 通常ならアイテムプレゼンテーションなんですが 今回は一個の商品のプロモーション活動ということについて語ってみたいので IP=アイテムプロモーションと位置付けて語ってみます。

僕は時間があるとドラッグストアに行き 目に付いた商品を購入しては写真にパッケージのデザインやプロモーション方法なんかを記録しておいたりしています。

日本の小売業のかなで一番売上的にも店舗数的にも伸びている業態だけあってドラッグストアは面白い。
あの棚割りされた狭い空間内での販売促進活動、また一商品の空間利用性は結構感動すらすることが少なくありません。
(ちょっとマニアなトークになってきましたので実際の実例を紹介します)

男性整髪量のコーナーのお話ですが
先ず下の写真は





某S社の一つ前のデザインとなる整髪量です。
先ず注目していただきたいのは 当たり前ですが商品自体にPOPが付いているところ。
横から見た写真を見ると分かるのですが、このデザインシール式のPOPなら商品を上に積み重ねても常にPOPが隠れない状態を作れる訳です。

ただ ちょっと欠陥があるんです。

下の写真は 発売されたばかりのリニューアルモデル。




白の旧デザインとの一番の違いはシール型POPの貼られた位置。
旧デザインの位置(前正面)では 商品を上に積み重ねた際にシールのPOP部分が常に上に重ねた商品のパッケージデザイン さらに商品ロゴ部分を隠してしまう為に この2つが見えるのは一番下段に置かれた商品のみとなる訳です。

しかし リニューアルした商品はPOPが商品の後ろ部分に貼られた為に 上に商品を積み重ねても パッケージデザイン、ロゴデザインを隠すことなく積み重ねられた商品の一番上の商品シールPOPだけが機能するというデザイン。

POPの内容的にもエッセンスよりから ちょこっと規格風ベネフィットに変わっているというところも 1商品にたいしてこれだけのPOPが付けば分かりやすいですね。

また カラーリング自体もライバルとなる木村拓哉さんがCM出演しているM社の製品同様カラーMDを取り入れ 男性のコーナーでも目立つ存在となるようになりました。

読者の皆さんの中にも この製品を購入された方もいらっしゃるかもしれませし、 どのドラッグストアにも今現在展開されている商品ですから 内容が気になった方はその状態が直ぐに確認出来ると思います。

今回 たまたまドラッグストアの1商品のIPについて語ってみたのですが
VMDのヒントは本当に普段 自分達が買うという行為 活動の中にあり そこに常にWhyの意識を持って見ると ・・・・・・・  僕はホント楽しいんですけどね・・・・・・・・

興味のない方にしてみたら 何を購入しても写真とって記録してたりすると結構変だと思われる部分があるんでしょうね・・・・・・・

実は この整髪量のIPについて 写真撮ったり 熱く語ったりしてたらアパレルWEBのIRIさんに結構引かれました・・・・・・・・・・マニアなんですかね ある意味・・・・


お知らせ  

11月7日にアパレルWEB主催で無料セミナーを開催します。
今回は売場にストーリーを作る 構造とシナリオフについてです。
 2007/10/27 00:39  この記事のURL  /  コメント(1)  / トラックバック(0)

深澤流 VMDについて語る シーン(場面)の出現率
スーパーマーケットや大型店舗のVMDプランを任されて 実際の店舗での作成作業の際
僕らだけは人手が間に合わず アルバイトやヘルプをデコレーターさんやフリーでVMDをやっている方にお願いすることが多くなってきました。

こんなとき 私達の仕事の取り組み方として とにかく一言最初に話すことがあります。

『売れる陳列 売れるディスプレイなんて安っぽい考え方はやめ下さい。 僕らはあくまでお客様に 憧れや 欲求をイメージ出来、感じてもらえるシーン(場面)を提供しています。』

『勿論 買上げ率も大切ですが 買上げ率もあくまで お客様の欲求や憧れを掘り起こしイメージさせるシーン(場面)あってこそです。』

『私達のVMDは  お客様が目の前に並んだ商品を購入することで連想出来る 欲求や幸せ 憧れという場面をどれだけ出現させたかという シーンの出現率が全てです』
と・・・・・・・・語っています。 (結構恥ずかしいが本気で語ります)

いきなりでポカーンっと口を開けられてしまうこともあるのですが アパレル以外のVMDをやって
またアパレルに帰って来て さらに 新しい業種 業態にチカラを入れている今年

私達の目には
とにかくシーンの提供度 お客様にとって満足の感あるシーンの出現率が売場やブランドの好調 不調を司っているように映っています。

今後もこの分野 考え方 そして内容だけはどこにも負けないモノ(シーン)を提供して行こうと思っています。

・・・・・追伸 そんなこんなで ブログの読者の方と仕事をする お会いする機会も増えてきたのですが 『いつも熱いですねよね  なんか・・・』とか

『燃えてるっすねッ』とか 思わないで下さいね。先日も博多で同業者の方に スケジュール帳に書いたお客様に対する文面を読まれて笑われて反省してるッス。
もっと サラッと力の抜けた感じで行きたいんですがね・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 2007/03/18 11:09  この記事のURL  /  コメント(2)  / トラックバック(0)

演出に必要なビジュアルインパクト&ビジュアルアテンションについて深澤流で語る 
最近よく目にするのは、きちっとVP、PPなども用意され理論立てて
作られている売場なのに全くお客様の気配もない、VMDに取り組んでいるのに
寂しい秋風が吹いているかのように感じる売場です。

売場作りやVMDに取り組んで売場は凄く整っているものの、何故かお客様
の入店が思うように伸びない・・・・皆さんの周りにもありませんか?

このような売場を専門家や評論家の方たちは『きれいにしすぎている』とか
『適度な汚れ感が必要です』などと訳の分からない言葉でアドバイスされて
いるようです。

本当にそれがアドバイスでしょうか?きれい過ぎるって悪いことなの?
言葉の解釈とは難しいものです。

売場に理論は必要だと思います。ただ売場の理論の殆どは、人間の行動特性
から考えられています。動線や視界の広さ距離など、この辺りの理論は学ん
でいても絶対に損は無いでしょう。

でも、タイトルにあったビジュアルのインパクトとアテンションの両効果を
あなたのお店特有の演出方法として理論的にも感覚的にも掴めていなければ、
いくら売場作りを学んでも、ただ整然とモノが並べられている売場作りの方
法となるだけです。これは、ただ『直線的に整った売場作り』で『お客様に
伝わる売場作り』ではありません。 

今回はチョッと真面目に『お客様に伝わる売場作り』の方法としてインパク
トとアテンションの演出効果について語ってみます。

まず似たような二つの言葉の意味を整理します。
インパクト・・・物理的、あるいは心理的な衝撃。また、その影響や印象。
アテンション・・注意。留意。特に車内放送などで注意を引くために言う語。

演出は瞬時に目を引く強さのインパクトと、目を引いたことに対して認知・
明瞭化しようと意識を集中される活動のアテンションの二つの効果のバラン
スから出来ています。

例えば、一つの演出物はインパクトを強めればアテンション効果が弱まり、
インパクトを弱くすれば自ずとアテンション効果の強い演出物を作ることが
出来ます。勿論ただ置いているだけではそのどちらの効果も得られません・・・

SALEのPOPの演出を例に簡単な説明をします。

店内でSALE期間中に物凄く巨大なPOPを一つだけ店内においてお客様
をお迎えすれば非常にインパクトのある演出となりますが、どの商品がSALE
対象なのかと考えると、お客様に対して個々のSALE商品についてのアテ
ンション効果は薄まります。その一方、小さなSALEのPOPを沢山貼っ
て店内演出をすれば個々のSALE商品へのアテンション効果は強くなりま
すが、インパクトは弱まります。また、逆効果としてあまりに貼り過ぎれば
秩序の欠けた感じもしてしまいます。

これはPOPの話ですが商品も売場全体も同じです。
 
陳列された商品一つ、そして店内全体も含めてインパクトとアテンションの
出し方、強さ弱さの効果、バランス、その数を理論的に理解した上で自店の
お客様にマッチさせていく感覚が売場作りには絶対に必要なのです。

この感覚が掴めているからこそ、動線が見えなくてもゴチャゴチャと乱雑に
見える店内のお店でもお客様から支持されていて人気のあるお店が出現する
のです。これは『汚い』とか『きれい』だという問題ではなく、お客様が求
めている演出の効果として インパクトとアテンションの感覚が掴めている
売り場作りが出来ているかどうかです。

『汚れ感』や『きれいすぎ』などという誤解される言葉を使って片付ける問
題ではありませんよね。

売場にはその売場特有の演出が必要ですと書きました。これは僕の感覚的な
理論ですが、音楽のリズムのように「どのような演出リズムがこの売場には
必要で、どこにピークをどこにリフを・・・」というような考え方をしてい
ます。だからお客様の好みによってハードロックのようなリズム演出の売場
もあれば、JAZZのようにスイングするような演出の売り場もあるのです。 

このリズムの取り方があまりにも速かったり、強かったりという、音楽で言
えばヘビーメタルのような売場は、それこそ見るヒトによっては『汚れ感』
や『ごちゃ感』という表現方法で語られているのかもしれませんね。  

リズム全体を作っているのは、一つ一つの商品を魅せるアテンションとインパクトからな
る演出の視覚的なリズムなのです。

皆さんは売場、ブランド、商品にあったリズムを売場から伝えていますか?
皆さんの売場にはどんなリズムが流れていますか?
 2006/09/20 08:35  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)

人気ある売場やブランドに発生する後光効果2
前回は物理的な後光効果のお話をさせていただきましたが、今回はイメージ
の後光効果について語ってみます。物理的な条件から起こる後光効果には色
や素材の対比が重要だとお話しましたが、覚えていらっしゃいますか?

色で言えば魅せたいモノの反対色を背景に選び対比させる、素材でいえば硬
いものを効果的に見せるには柔らかな背景を、重いものを見せるなら軽い背
景を選ぶなど、背景と物体に大きなギャップが感じられれば感じられるほど、
強調したい性質をさらに効果的に見せることが出来るため、総体的に商品の
価値が上がって見えるというものです。

では、イメージの後光効果にはどんなものがあるのでしょう。

例えば、一見普通のおじさんに見るようなお客様と初めて会う場合、『あの
方は○○会社という業績の素晴しい会社社長様です。』と教えられて会うの
と、全く何の情報も無く会うのでは、感じるイメージに大きな違いが生まれ
るというものです。

こんなことは皆さんも経験があるのではないでしょうか?

最初は普通のおじさんに見えた人でも、役職や経歴を聞いただけで立派な人
間に見える、まさに水戸黄門の印籠が出る前と出た後、遠山の金さんの桜吹
雪を見る前と見た後のように、その人に感じられる印象が全く違って見える、
そんな効果のことです。

人間の感じるイメージは一人の人間や商品、ブランドに対して正反対や両極
端なイメージを抱きにくいものです。必ず特徴が強かったり、分かりやすか
ったりする性質のイメージに染まりやすい傾向があります。

なので、会社の中に一つでも大きな不祥事が発生すれば、その会社の人、サ
ービス商品の全てが悪いイメージに染まりますし、逆に何か良い商品や良い
効果が見られる会社や人間に対しては、そこにある全てのモノ・コトが良い
イメージ染にまります。それはまるで会社全体に後光がさすように、崇められ
たり、全てにおいてお客様の評価があがったりという現象が起こるのです。
日本人は特にこの傾向が強い民族かもしれませんね。

このイメージの後光効果を最大限に上手に発生させる方法が今月の大事な話
です。イメージの後光効果は物理面と同様に対比の大きさが重要です。例え
ば、先ほども出ましたが、遊び人と奉行であったり、医学部卒のラップミュ
ージシャンであったり、元暴走族の弁護士であったり、人や会社、商品の特
性や今の現在の状況と過去 それまでの経緯と現在のイメージなどの
ギャップが大きければ大きいほど、この後光効果は私達人間の心に強く印象
として残りやすく、聞いた人間、見た人間は勝手に物語化して語り継いでい
く現象が起こりやすいんです。

コレは商品のアピールにも広告宣伝、コピーなどにでも非常に使える、心理
面から発生する後光効果です。

作為的にこういった状況を作り出すのはどうかと思うのですが、私達は日常
の中で、ありえないものや考えられないようなギャップを見つけることを楽
しみにする性質があり、今 目の前にある現象や状況に対して見たり聞いたこ
との無い 初めての経験をすればするほど、勝手に物語のように語るのが好
きなんだといえるでしょう。これによって、後光効果は急激に広まり、ブラ
ンド化していく、そんな現象が起こりやすいんです。

皆さんはいかがですか?後光効果を感じたことがありますか?
 2006/09/02 11:23  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)

人気ある売場やブランドに発生する後光効果
今回は人気のある売場とブランドに発生する後光効果について語ってみます
ね。まず、後光効果とは神仏、神や仏のように崇められている存在の背後が
眩しく輝いているように見える状態や、宗教画などの絵や彫刻に描かれてい
るような モノや人を後ろから照らし出す光や明るさのことを言います。

これは心理的に起こりうる現象ですが、まず今回は第一弾として、色や素材といった物理
面から起こる後光効果について簡単に説明してみます。

色彩検定などを受検した又は簡単にでも色を学んだことがある方なら聞いた
ことがあるかと思いますが、色の対比効果が最も分かりやすい例かもしれま
せん。

対比効果とは、売場で例えるなら白のコーヒーカップを何色の什器、何色の
店内で売ると、より一層美しく見えるのだろうか?という考え方に使われる
効果のことで、2色で組み合わされた色同士の関係によって、互いがそれ一
色で見るときとは違った見え方をするということです。

対比効果には明度、彩度、色相の3種類があります。それぞれ、色の違い、
強さ明るさの違いなど、対比が大きければ大きいほど効果が分かりやすく現れます。

物体は必ず大きな背景となる色の反対の性質の影響を受けるということです。

実際に白のコーヒーカップなら 白の背景と黒の背景で その色の見え方を比べると、
黒の背景を持ったカップの方が背景の反対色となる白に影響されるために、
並べられた白いカップは実際より白く光輝いて見えるという効果が得られます。

どうですか?何となくお分かりになるでしょう。

最近特に高級食材を扱うスーパーマーケットなどでよく目にするようになっ
たのですが、冷ケースやフードトレイなどに黒を使う店舗が増えてきました。
これも、並べられた食材に対して 背景となる黒という色がもたらす後光によって
食材自体が輝いて見えるように感じられると言う効果があるからでしょう。

少し前までは黒という色は、腐敗や食材の劣化をイメージし易い色というこ
とで食料品店の店内色などに使うことはご法度だったのですが、
黒は色の中でも 最も明度彩度が低いという特性から 
黒以外の色を輝かせる効果があるという認識が高まるにつれ、
黒を効果的に売場に取り入れるお店が多くなったという事も考えられます。

元来日本では、伝統的な行事の際に使われる食器や器の内側は黒で塗られて
いるのもが殆どですよね。色鮮やかな伝統料理をうつくしく輝かす役割とし
て黒の後光効果が必要だったからです。

このように書いてくると黒という色に限って後光効果が発生するように聞こ
えてしまいますので、もう少し付け足すと、魅せたいモノ(商品)をより一
層輝かせて魅せるためには、背景や対比させるものとして色、素材に真逆の
性質を持ったものを使うと効果的だということです。

ちょっと前に話題になった 『やわらか戦車』なんかも当てはまると
思いませんか?

色で言えば魅せたいモノの反対色を背景に選び対比させる、素材でいえば硬
いものを効果的に見せるには柔らかな背景を、重いものを見せるなら軽い背
景を選ぶなど、背景と物体に大きなギャップが感じられれば感じられるほど、
強調したい性質をさらに効果的に見せることが出来るため、総体的に商品の
価値が上がってまるで 商品の後ろから光が輝いて見えるようになるというものです。
これが売場内で起こる心理的な後光効果です。

「全ての商材に必ず当てはまる」とは言い切れませんが、什器の色や店内内
装色を選ぶ考え方の一つになるかと思います。「この理論をブランドのイメ
ージやストーリーに取り入れるとどうなるか」については、また次回お話し
いたします。
 2006/08/30 23:52  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)

深澤流VMD用語について語る〜POP vol.2〜 
皆さん こんにちは 深澤です。前回の投稿に引き続き今回もPOPについて熱く語ってみますね。今回は私の考案で成功している POPの例など ご紹介してみます。

最近 書籍のヒットなどから手書きのPOPが見直され 売手の一言や パーソナルなメッセージの重要度が増し お客様の商品購入に対しての判断基準にかなり役立っているという話が出ていますね。 前回の基本編でも最後にお話したのですが POPとは売場での第2の販売員と言われています。

ありきたりのセールストークに対してお客様も関心を示さず 伝わらなくなってきている証拠だと思いませんか。いずれにしても お客様のパーソナルな部分を満たしてくれる力が求められていると言えますね。

さて だからと言って商品一つ一つに 心にグッとくるようなコメントを記すのは 手間も掛かりますし 非常に難しいことだと思います。

では 

どうすれば?

深澤流で語ってみます。

はじめに 自店独自の評価基準を定め 商品に対する評価方法を明確に表現する手段としてPOPを利用することが重要です。 

深澤流では 自店独自の評価基準 例えば生鮮品なら 「甘み 酸味 鮮度 価格 トータルのお勧め度」など それぞれの評価を5段階に設定し 5角形のグラフで分かりやすくお客様に御紹介したり 更には お客様への試食アンケート結果をPOPに同じく 5角形のグラフで記してアピールしたりしています。

店頭に並べられた「安い」「旨い」「美しい」「お洒落」「簡単」と言った セールストークには 「買おう 試そう」と言う衝動を起こす力が年々 薄くなってきていますから、 「私たちにとって この商品は このような基準からみても お勧めできる商品なんです。」 こんな 売り手の意思と商品に対する評価の基準の明確さが他店との違いを確立するブランディングにも繋がって行くのではないでしょうか。

自店での評価基準を定めることは 安心して提供できる商品を扱うことに対しての危機感を持つことにもなります。また 評価基準の表現方法を統一することで お客様も見やすく選びやすくなり 社内においても売場と商品に対する競争意識が芽生える例も少なくありません。

是非 チャレンジしてみてはいかがでしょうか?  また 皆さんの売場のPOPへの取り組みも是非 ご紹介くださいね ではでは

 2006/08/04 22:19  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)

VMD用語を深澤流で語る〜POP〜vo.l1 
VMD用語を深澤流で語るのコーナーですが今回はPOPについてです。POPは物凄く色んな使い方の方法があるので 先ず今回は その一回目としてPOPの基本について語ってみます。

意外に勘違いをしている方が多いかもしれませんが POPとプライスカードは別物です。POPは(point of purchase advertisement)PPとよく似ていますが購買時における広告活動といった意味で 簡単に言うと「買う気にさせる販促物」といったところです。これに対してプライスカードは価格 素材 原産国といった お客様が購入時に最低限必要な情報を記した値札や表示のことを言います。

本来プライスカードは 食品や日用品など大きなモノから 値段が付けられないような小さな商品まで取り扱うような売場では 全ての商品に取り付けられており さらに一歩踏み込んで お客様にアピールする際には POPを利用するという使い分けがされていました。

現在では一度に多くの商品情報を早く分かりやすく 見やすくお客様に伝達させる為にPOPとプライスカードがミックスされた物がかなり一般的になってきたように思います。まぁあまりゴチャゴチャして可読性のレベルを落とさないよう気をつければ 目的によってこの二つを分けて考える必要は無いでしょう。(ただ目的が価格の訴求やセール値引きのアピールというのなら 内容は絞り込みましょう)

では ここで 深澤流〜POP作成のポイントについて語ります〜

@ とにかくお客様の知りたい情報を記すべし!!!

A 必要な場所にリズムをもって配置すべし!! (多すぎても 少なすぎても駄目)

B 色の進出色 後退色を使い分け可読性を向上すべし!!!(簡単な理論を学んで見やすさ 読みやすさを更に向上させること)

C お客様の興味を引く 一言を大切にすべし!!! 人間性が伝わります!!

D POPもブランディングの重要なエレメントです。色 デザイン 内容は自店 自社の特徴を十分に理解して作成し あまり規格変更の無いモノにすべし!!

以上が深澤流POP作成のポイントですが 最後に中国の百貨店でお仕事をされている 私の中国の師匠からの教えでもあるのですが

「POPは売場内での第2の販売員です そこから伝わるモノは 商品の情報だけではなく売り手の人間性も伝わるのです。」

これが 深澤流POPの基本です。

POPについては今後も熱く語って行きますので ご意見ご要望何でもコメントください。

 2006/08/04 22:18  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)

VMD用語について深澤流で語る 〜MDPとVMDの違いについて〜
今回はMDP(マーチャンダイジングプロモーション)(マーチャンダイジングプレゼンテーション)について語ってみます。

MDPとVMDは非常に良く似ていて同義語のように使われていますが、私の中ではハッキリ区別して考えています。
VMDもMDPも基本的には『見やすく、買いやすい、売場作り』の意味ですが、売場つくりの考え方として「ブランドやお店の持つ世界観(ワールド)を表現するためのMD演出」なのか、それとも「各ゾーンやコーナーの中でMDや商品を際立たせるための演出方法」なのかでVMDとMDPを区別しています。

勿論VMDは前者で、店やブランドの世界観を表現するために商品やMDを演習するものです。それに対してMDPはMDや商品を中心に売場の中で演出効果を出し、買い上げ率を高める手法です。

例えば 同じ品揃えでも、独自の世界観を優先させて売場つくりを行えばセレクトショップと呼ばれ、店自体に独自のブランディングの香りが漂います。一方、商品やMDを中心として売場作りを行った場合、専門店と呼ばれ、お客様にとっては、前者と全く同じ商品であっても、その商品が店の品揃えの一部として特別なものである、という認識は薄いでしょう。 

なぜ特に区別して考えなければならないのかと言うと、私は一度、ある専門店の仕事の際、店内に貼られたメーカーPOPや販促物を全て撤去し、売り場独自の世界観を出す演出(VMD)に強くこだわってしまったために、一時的にお客様の買い上げ率を下げてしまったことがありました。

結果、この専門店では最終的に都心の売場ではPB商品を強め、売場の世界観を重視するSPA型のショップとしてVMDに取り組み、郊外店ではメーカー販促別を多用したMDP型の店作りを推し進めました。コレによって順調に売り上げは伸び、良い結果に結びついたのですが、この1件から、何処でも、何でも、誰でもVMDのノウハウを用いた売場作りが生かされるとは思えなくなり、VMDとMDPをしっかり区別するようになりました。

コンビニエンスストアや大型の量販店で既存の売場ベースにVMDに取り組もうとしても店舗環境やターゲットによっては無理がありますし、お客様自身もそれを求めているかどうか微妙なところです。逆にファッションを提供する売場でVPだけ無理矢理作り、あとはメーカー提供の販促物だけでお客様が納得し何かを感じ取れるかといえば、まず無理な話でしょう。

ディズニーランドのように全ての、モノ、コトがディズニーという世界観を表現する要素であるように、自店の売場でも全てに統一感を演出し、売場自体をブランディングする決意のある方はVMDを取り入れるべきだし、地方の遊園地のように、既存の器の中で個々のアトラクションの凄さ・怖さをもっとアピールし集客や買い上げ率に結び付けたい、こんな店運営の方法を望まれている方には絶対にMDPをお勧めします。 

どちらが良い、悪いということではありませんから、ただ『見やすく、買いやすく・・・』の全てがVMDではありませんよっ!!

今、本当にVMDを売場運営に導入していきたいと考える方が増えていますから、「VMDとMDPの違い」是非ご参考になさってみて下さい。

 2006/08/04 22:16  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)

VMD用語について深澤流で語る       〜商品分類について〜
商品分類とは一言で言うなら

『お客様の使用目的や都合に合わせた商品の集積作り』のことです。簡単な例はで サイズ 色 デザイン 価格など 売場に来店されるお客様の買いやすさに合わせて商品を集積するVMDのMDの部分のことです。



VMDのMD(商品政策)部分は どうしても日本では製品製造単位や商品企画単位で考えることが多く、「売場に来店されるお客様の目的や便利性もしくは売場からの提案性を重視した、お客様の為に販売する側が作るMD」という意識が低いように感じます。「売場が作るMD」と書くと誤解もありますから別の言い方をすると、
『お客様の求めるものに対して 売場内で商品を取り合わせる 』
『商品同士の関連性を深めテーマに沿って商品を調和させる』と言うと分かり易くなるかもしれませんね。

アパレル商材は圧倒的なボリューム感で単一品種展開することもありますが、別のアイテムと関連させることによってコーディネートやスタイリングが見えてきます。品種同士の組み合わせや関連性は、売場が伝えたい提案を物語として伝えていく力となります。また単一品種の展開においても お客様の求めているポイントに合わせた分類の優先順位を持つことで、他店より選び易さや値ごろ感など、お客様の求めるポイントに対して的確に商品を表現できます。

お店の意志や考えを伝える力とは、商品や売場自体の環境的なデザインから語られることが多いのですが、実はこの分類の技術や方法によって明確な主義主張を伝えることが非常に重要な戦略となります。是非 参考にしてみてください
 2006/08/04 22:15  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)

VMD用語  〜VMD用語について深澤流で語る〜  たたみ フォールデット編〜
今回もVMD用語について語るでお楽しみ下さい。 

今回はフォールデット、たたみ陳列です。商品を美しく見せるための基本陳列です。私は個人的にこのフォールデットがハンギング陳列より好きなんです。ハンギングは商品を手にする者にとってはフォールデットより見やすく買い易い状態だと思いますが、フォールデット(たたみ)には売場を落ち着かせ、静の空間を演出してくれる温かみがあるように思えてならないのです。

ではまずフォールデットに関しての基本的なポイントをいくつかご紹介します。

■たたみの大きさ
商品のたたみ幅の基本は25cmから28cm縦の長さは35cmから38cmが基本です。これはたたみの商品を陳列する什器の大きさの基本から考えられた数値で決して決まりごとではありません。単純に1200mm幅の什器に幅25cmの商品を横に4枚陳列すると空間的にも見え方も一番美しく見えるという考えの中から提案してみました。

■陳列順序
陳列の順序は縦に積まれた商品に関しては、色展開なら薄い淡いから濃い深い色へのグラデェーション。サイズ展開なら、必ず小さいサイズが上、大きいサイズが下に陳列します。また横に並べられた商品に関しては向かって左から右に陳列する方法が基本でしょう。なぜなら人間がモノを読んだり文章を確認する際は必ず左から右に向かってモノを認識しようとしますから基本的にはこの方法がよいと考えます。但し売場の動線の方向や什器の配置によっては例外も多数あります。

■陳列量
陳列量に関しては陳列する什器の縦幅の3分の2程度の量がベストだと考えます。これ以上に陳列してしまえば商品の上面からのデザインの確認が出来なくなり、お客様の買いづらい原因となってしまうケースがあるからです。

さて現在のマーケットではユニクロやGAPをはじめ多くのブランドが、たたみ、置きの陳列方法を品揃えとボリューム感によって他との違いや存在感を表す手段にしています。勿論美しいと思うこともありますが、最近はチョッと飽きましたね。何所に行っても量感とカラー展開は迫力があるようにも思えますし、言葉は悪いのですが色の固体が沢山並んでいるようにしか見えなくなってきた部分もあります。皆さんはどうですか?まだカラーと量感に訴える陳列だけを続けていきますか?もっとチャレンジしてもいいと思いませんか?

では何をどうすればいいか?という話になりますが、このブログを読んで下さっている皆さんが扱っている商品の特性も沢山あるでしょうし、一概に「これです!」とは言えないのですが、たたみ、置きの商品にももっとPR的な演出が必要だと思うのです。

「たたんである商品でなぜコーディネート提案ができませんか?着せ込んだり組み合わせたりしましょうよ。」
「一山がすべて単色のサイズ展開になっていませんか?たたみにも指し色を入れましょうよ。」
T−シャツとニットが同じ幅で見せてありませんか?たたみ幅のサイズ工夫しましょうよ。」

など、ちょっと考えてみるだけで今ある商品の良さや存在感を少しだけ変えて見せることが出来ます。

以前もお話ししたことがあるかもしれませんが、日本人の持っている素晴らしい感覚のひとつに、ほんの小さな違いを見つけることでどんどんイメージを膨らませていける、物事への補足能力があります。

小さな違いを積み上げる、小さな提案を表現していくことで日本のお客様には他店との大きな違いとして伝わる効果が期待できるということです。ただ、やりすぎには本当に注意してください。

たたみや置きの陳列方法は単純に商品を積み上げていくことに集中してしまいがちですが少しだけ他店より商品の良さを主張してみる方法を考えてみませんか?必ずお客様にとって価値有る情報として伝わるはずです。


是非、お試し下さい。

 2006/08/04 22:13  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)

VMD用語 〜VMD用語について深澤流で語る〜  VMD
VMD (ビジュアルマーチャンダイジング)!!今更ながらにVMDって言葉につぃて語ってみます。

VISUAL (視覚的に魅せる)のVとMERCHAN DISING(商品企画)のMDを組み合わせた和製英語です。その言葉通り売場内で視覚的に計算された商品企画を行うというのがビジネスの上での模範的な解釈です。見やすく、買いやすい売り場つくりなんていわれています。

ですが売場を管理運営するのは常に現場サイドです。お客様を知っている点でも現場の意見は非常に大きくなります。
VMDを運営するにあたって顧客とのコミニュケーションによる情報のフィードバックと、それを基にした現場サイドの編集能力がVMD運営に必要不可欠だと信じてやまない私には、
 
VMDとは 
売れる理由(仕組み)× 商品を魅せる技術 = VMDとなるわけで、ただ偶然に見つけて買っていただくために商品と売り場を作るのではなく、お客様とのコミニュケーションから私達商品を提供する側が、必然的にお客様にとって素敵な商品と出会っていただく仕組みを作ること、そして素敵な商品に更にお客様にとっての付加価値を生む満足を提供すること、それがVMDだと思っています。


深澤流 VMD解釈は
VMDとは 『店舗で表現される売れる理由と魅せる仕組みからなる物語
      (ストーリー)である。』

色んな解釈がありますが 参考の一部にしてください。

明日から 東京と大阪 3日間で4回のVMDの研修会を行います。その間 東京〜大阪間を2往復です。
 2006/08/04 22:09  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)

VMD用語 〜深澤流でVMD用語を語る旅〜ハンギング編
皆さんこんにちは 今日はVMD用語を深澤流で語る ハンギング編をお届けします。今回はラックや什器に掛けて陳列する手法のお話です。

今回から ちゃんと実例写真も出来るだけ掲載しようと思っていますッ!! 実は先日ある掲示板の書き込みに『VMDやってる人のWEB上にある実例写真は古くてしかもダサい、ほんとにヤバイッ!!』や『海外の売場の写真を勝手に使っていかにも自分がやったみたいなのが多い』などと書いてあるのを発見しました。自分のことではないと思うのですがチョッと悔しいですし同じにされたくないので実例写真もこれから出来るだけUPしていこうと思っています。でも中々クライアント様のOKが取れないんですよね〜なのでレベルのあまり良い写真は使えませんがブランド露出の少ない物をピックアップして掲載していきますね。

ハンギングには正面掛けのフェイスアウトと側面掛け展開のスリーブアウトの2パターンがあります。

■フェイスアウト

商品を正面向きにハンギングしている状態。
【メリット】
デザイン、素材感などは、どの陳列方法よりも一番お客様にとって見やすく手に取りやすい。
【デメリット】
カラー展開やサイズ展開など、商品のバリエーションを見せるためには側面掛けの10倍のスペースを要する。その為、数量の多い商品に関しては向き不向きがある


■スリーブアウト

商品が側面を向いてハンギングされている状態
【メリット】
カラー展開、サイズ展開などアイテムのバリエーションの豊富さをハンギングの状態で見せることが出来る。
【デメリット】
デザインや商品の顔、素材感などはフェイスアウトに比べてお客様に伝わりづらい一面がある



さてこの2つのハンギング方法ですが、おそらく皆さんは私自身がどのようにこの2つを使い分けているかということが一番知りたい内容ではないでしょうか? 

そこで今回の深澤流です。 
私はハンギングに関して10対1の法則というのを持っています。10点の商品を見せれるだけのスペースを犠牲にしても一点だけを見せる価値のある商品があればフェイスアウト、逆に一点の商品を見せるよりも10点の商品バリエーションを見せるべき状況の場合、スリーブアウトを使用しています。
また、10のバリエーションを売り込めるだけの一点の着こなし表現を必要とする場合もフェイスアウトを使用する、こんな考え方が深澤流ハンギングの10対1の法則です。

最近では訴求力のあるフェイスアウトを上手く多用するショップが増えてきましたね。でもまだまだ乱雑なハンギング展開の売場が 特に郊外店などで目に付きます。
意図的にフェイスアウトの多様によってスタイリングやカラーリングを見せるのなら分かるのですが、お客様の視界に入る情報は一つの壁面から1個か2個だといわれています。一箇所の壁面に大量のフェイスアウトを行ってもゴチャゴチャしているように見えるだけで中々効果的にお客様には伝わるものではありません。売りたい商品 見せたい商品それぞれ思いはあると思いますが、是非10対1の法則を参考にしてみてください。

 2006/08/04 22:04  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)

VMD用語 〜VMD用語について深澤流で語る旅〜IP編
今日はIPについて語ってみますね。

さてIPについてですがIP(アイテムプレゼンテーション)の略で基本的な商品の陳列方法のことを指します。

簡単に言うと 商品の整理(お店内で分類された状態) 整頓(お客様の目的 買う動機を魅せる置き方)にされた状態です。

アパレル商材ではたたむ(フォールデッド)、掛ける(ハンギング)の2つからなります。ハンギングには正面向き陳列のフェイスアウト、側面掛け陳列のスリーブアウトの基本的には2種類です。フォールデッドはたたむという大きな意味で使われているために商品によっ
てたたみ方の方法は何パターンもあり、アイテムやデザインによって異なるので特に決められたパターンはありません。

VMDを売場で展開していく上でVP PP IPとくるとIPは一番軽く考えられがちですが、売り場を構成する意味ではIPが一番重要だと考えられます。IPの目的は商品の特徴・サイズ・デザイン性など個々の商品の持つ良さをお客様に最大限に表現すること、そしてそれを引き出すことで、決して什器に陳列するために用いられる陳列の技法や決まりごとだとは考えないで頂きたい。

なぜならたたみ幅を一センチ変えるだけでも商品の表情は変わりますし、什器に陳列する量や内容も一定ではなく、常に変化する必要性があります。売場全体から見れば一点の商品は一つの点のような存在に感じられる方もいらっしゃるかと思いますが、その点の集合がMDを表現し、美しい面となりお店全体の世界観を表現していきます。そう考えると一つの点の乱れやボリューム感のバランスの悪さが全ての命取りになる可能性も十分にあります。

大袈裟な表現かもしれませんが逆に考えると、一点の商品に売場を美しく構成し表現できる可能性が沢山あるということです。
商品のデザイン・素材・サイズ・各商品との関連性を表現していくIPの技術は人間の体で言うとDNAのような存在です。体の全ての情報の最小の単位でありながらそこから全てが読み取れる。まさにお店とIPの関係は体とそれを構成するDNAとの関係のようです。皆さんもこれを機会に、店内に陳列されている商品が個々の特性に最も適したIPの表現方法か見直して見てはいかがでしょうか?

すぐに新たな表現方法や可能性に気づけるはずです。

そこで深澤流IPの解釈は
         「IPはお店表現におけるDNAだ」です。
ぜひ 参考にしてください。
 2006/08/04 21:58  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)

VMD用語について語る 〜深澤流PPについて語る旅〜
PPについて語る。

今回はPPについてお話します。PP(ポイント オブ プレゼンテーション)や(ポイント オブ セールス プレゼンテーション)の略語で店内における販促効果の高いディスプレイのことです。

続きをどうぞ

よく売り場に行くと 『ディスプレイしたら売れました!!』とか『コーディネートをトルソーで見せたらお客様の反応がよくなった』などPPに関しての販売スタッフの意識は高く、PPの良し悪しで売上が決まるようにも言われています。

さてこのPPですが、特に『こうしたら売れる!!』とか『絶対に結果の出るPPはここが違う!!』という話はまた別の機会にして、今回はPPも陳列の一部ですよ、という考え方について提案してみます。

売り場の商品は各ゾーン、コーナー、ユニットなど全体の商品群からお客様の求めるスタイリングに向かって体系化されていきますが(商品分類)、この中でそれぞれ体系化された商品群をより具体的に伝える役目を果たすのがPPです。わかりやすく言うと、集積された商品群のなかで品種同士、個々のアイテム同士の役割と関連性をサンプル的に陳列する方法としてPPがあるのです。

ですから『これが売れないからPPしてみます。』とか『このスペース寂しいからPPで埋めよう。』なんて言うのはその場面や瞬間ではありえても、常に『売り』だけを基準にPPを考えると反ってマイナスの要因につながることも少なくありません。

そこで今回の深澤流PPの解釈は『PPとは商品にまつわるストーリーのサンプル陳列です』となります。

今、そこに陳列された理由、コーディネートそして集積された商品との関連性を一つの物語としてサンプル的に陳列する方法こそがPPの役割です。

店内のディスプレイという言葉でPPを表現すると、私にはどうしても飾り付けるという古い表現のイメージがあって、お客様にとっての買いやすさが損なわれているように感じられます。

今のお客様は飾り付けられたイメージよりも『ありのままの商品』を見る力がありますから、お客様の求める商品に気づかせてあげるお手伝い的なサンプル表現でPPの役割は十分かなーと思う今日この頃なのです。


 2006/08/04 21:57  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)

VMD紀行番外編 〜VMD用語について深澤流で語る@〜VPって何ぞや?
皆さんこんにちは 深澤です。
実は私メールマガジンも書いてるんです。http://www.apparel-web.com/information/magazine.html#regist
そこでVMD用語について語るコーナーがあるのですが 圧倒的にブログのアクセス件数がメールの配信数よりも多いので
今回から不定期で 深澤流VMD用語解説 『VMDマスターへの道』を このブログの番外編として投稿しますね。
中日 落合監督の俺流のように参考文献や解説書には書いていない独自の現場的な解釈で語りますので 是非 お楽しみに。まず第一回はVPについて解説します。チョッとページが寂しいので3DのVP物体構成を載せてみました。では続きをどうそ・・・・  





〜 VPって何? 〜
VP  VISUAL PRESENTATION(ビジュアルプレゼンテーションの略)VMDの理論を導入した売場には、見やすく買いやすい品揃えを視覚的に作り上げていく為に3つのエリア(商品展開スペース)が存在します。その中で、見せ場(お客様に魅せるためのだけのスペース、ウインドー、メインスペース、メインステージ)を構成する部分を一般的にVPと言います。

VPの役割としては・・・・・
説明なしで店の考えや情報を視覚的に伝えていくことの出来る魅せるための視覚的表現方法。商品価値や店舗・ブランドのアイデンティティーを表現し訪れたお客様の全てに感動や憧れ、幸せなイメージを提供するもの。これがVPのマニュアル的な答えでしょう。

では深澤流VPの解釈は
『売場における テーマ カラー スタイリングの全てにおいて、お店を表現するにふさわしいタイトルを持った、他店との違い表現の場所・店格です。』

単純に店内にある商品の中からお気に入りのアイテムや、お勧めのコーディネートをVPスペースに「飾る」というお店が多くありますが、VPの役割はただ売上の為に店内の商品を紹介するのではなく、現在を含めて過去も未来もVPから、お客様にお店の情報をイメージとして伝えていく場所となりますので、計画的なVP戦略が絶対に必要となります。
是非、参考にしてください。
 2006/08/04 21:54  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)

VMD用語について語る GP(グランドプレゼンテーション) 
今日はGP grand presentation(グランドプレゼンテーション)について語ってみますね。
GP(グランドプレゼンテーション)とは ブランドイメージの
総合的な提供内容や計画案などを示します。

例えば お客様に提供するイメージという意味ではTVCMや雑誌広告 店舗デザインからMD VMDまで全てが お客様に提供するイメージの一部であるという考え方です。

先日 あるお客様とのミィーティングの際に起こったことだったのですが
店舗 商品 VP 広告イメージ等 全てのブランドイメージ 商品イメージに対する社内のコンセンサスが取れていない。

実際の現状は各部署が与えられた内容から それぞれの考え方によって提供内容の仕事を進めている状態でした。 
結局 今一度 全体のイメージの構築と共有からやり直すことになり 
その後 店舗イメージを作り上げました。

もしここで GPについての認識や話し合いがもたれなければ
どれだけ各部門が素晴らしい仕事を手掛けたとしても 
お客様への提供内容のコンセプトが少しずつ異なっていたり 
提供するターゲットが異なっていたりと お客様の記憶に残さなければならない内容に 少しずつズレが生まれ 結果としてブランドイメージのインパクトが薄れてしまうことが大変多いんです。

店舗でも いくらVP VMDと店舗イメージを表現しても お客様に提供するイメージの総体から考えられたものでなければ それは店舗の一人相撲になってしまいます。

これでは想定していた目標に結びつかずに 商品やそれ以外の内容に責任を転嫁もとめることになりかねません。

今 店舗運営やVMD 販促活動に問題を抱えていらっしゃる方々の大半はこのGPについての問題なのではないでしょうか?

VMD VP PP IPとVMDに関する用語は非常に一般的になってきました。
今後 それをもっと効果的に効率的に使うためには ブランドイメージのトータル的な考えにGP(グランドプレゼンテーション)の概念を取り入れGPはIPの為に IPはGPの為にという繋がりを意識したイメージ提供を心掛けてはいかがでしょうか。

今日も天気がイマイチですね。こんな日のBGMにはタック&パティー如何ですか? 世界最高のギタリストと名曲の再生 沁みますよ〜!!
 2006/05/23 08:52  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)

プロフィール
深澤 智浩(ふかさわ ともひろ)
大学卒業後、大手SPA企業にてヘッドトレーナーとしてVMD戦略に携わる。2003年、VMD TOTAL SUPPORT OFFICE 深澤企画設立 。 現在、複数のカジュアルブランドの店舗運営のサポートとVMD業務に携わる傍ら、生鮮食料品の店舗ビジュアルも手掛ける。年間、深澤企画として100店舗以上のVMDクリニックを行っている。

TEL :03-3523-2402
FAX :03-3523-2401
yellow@apparel-web.com

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