アパレルウェブ ホーム
« 2008年07月29日   |   Main   |  2008年07月31日 »

都市型商業スポットが高齢者にモテモテ

 百貨店など流通大手の広報から届く店の定期案内ガイドには、流通に関する新情報が満載されていて、ネタ探しにはもってこいの“媒体”だ。
 昨日届いた「近鉄百貨店ニュース」8月号によると、同百貨店阿部野本店(大阪市阿倍野区)に新商業スポット「アンド」が9月9日にオープンするとある。
 販売対象は「都市生活者」。彼らのライフスタイルをテーマにした雑貨やファッションの専門店ゾーンと文化、旅行サロンで構成する。キタやミナミに比べるとややローカルだが、大阪・南の玄関口、アベノは学生の街でもあり、新スポットになること間違いなしだ。
 このような都市型商業スポットは、意外と高齢者の支持率もよく、モテモテ。店側は幅広い客層を想定しているのだろうが、高齢化社会が一段と進む日本では、都市生活を望む高齢者の消費意識や意欲、価値観に、今後の物販ビジネス成功のカギがある気がする。
 地方ではさほど普及はしないだろうが、ガソリン高騰の折、車は必要とするときだけのレンタカー時代が都市生活者にはいずれは、やってくる。必需の衣食住ライフスタイル商品が足で動ける身近な場所で手に入る日常に身を置くことが、高齢者自身、望むところだろう。杖を持つ歳になっても快適な生活を送りたい。
 一方、郊外の大型商業施設のキーワードは「車」。石炭見直しや静岡・熱海が“熱い”などの現象と同様に、食品をはじめ、すべてのモノの値上げの嵐のなかで、大型商業施設の店舗戦略見直し機運も。
 話題になったレシートの合計5000円分で1リットルにつき10円のガソリン割引券を期間限定ながら配布したイトーヨーカ堂は今春、大阪・堺市内最大級のモール型SC「アリオ鳳」の核店舗としてオープンしたばかりだ。
 誰が今の世間を想像できただろうか。「知恵袋」を持つ高齢者に聞くのも打開のカギとなるかも知れない。(M・S)
2008年07月30日(水)  05:35  / この記事のURL