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ばら撒きでも何でも…

 カーテンの市況が厳しい。昨年の建築基準法改正による着工減でも何とか回っていたが、ここにきて米金融破たんにより企業や消費マインドは低迷。見本帳改定に伴う仮需が終わり実需頼みに入ったこともあり、産元では8月盆以降さらに厳しい状況という。利益面ではコスト増が圧迫、染色整理加工業者をはじめ3月から相次いで廃業しており、カーテン業界全体で見て川上から川下まで営業利益はゼロでは、と見る声もある。
 買い控えモードの消費者にカーテンは衣食住のうちで後回しにされやすく、とりわけオーダーカーテンは既製カーテンより動きが鈍い。そもそも、日本にはインテリアを楽しむ文化が未成熟である。季節ごとにカーテンを替える消費者は少数派で、製品のライフサイクルは10年を超えると言われる。業界を挙げた需要活性策を真剣に考え実行すべき時だろう。先日発足した経済政策重視の麻生内閣、3年で経済回復を成し遂げるという。カーテン業界の取材先で聞く「ばら撒きでも何でもいいから早く手を打ってほしい」というのは本音だろう。(E・M)
2008年10月02日(木)  07:00  / この記事のURL

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