“エコ・アイランド”
先日、一足早い夏休みを頂戴して鉄人レース、トライアスロンで有名な宮古島に出かけた。“エコ・アイランド”を標榜する同島、ちょうど初開催の自転車100マイルロードレース(写真)が行われるということで、空港では折りたたんだ自転車を抱える人たちにたくさん出会った。
この島、島内の公共交通機関としてバスとタクシーがあるが、バス停は確認できたものの1週間の滞在中、バスは1回も見かけなかった。タクシー運転手いわく「生徒の登下校用ですから…」が事実かどうかは確認していないが、まずそのとおりだろうと思わせるほど見当たらない。いきおい移動はタクシーかレンタカーに頼ることになる(自転車もあるが、強烈な太陽に断念!)。
その宮古で7月8日から、ガソリンが1リットル6円値上がりし、181円に跳ね上がった。給油所のスタッフいわく「僕らの給料ばかり上げるんだろ、と皮肉を言われて嫌になります」。140ドル台の原油価格…の説明にいちいち追われるらしい。軽油も同様に上昇し、漁業やマリーンツアーの船舶関係者も悲鳴を上げている。
石油価格は本土に比べ高いはずだが、政府が差額を補てんしている。山も川もないため地下にダムを作って地下水を貯め込む工夫で飲料水、農業用水を確保する、とタクシー運転手は説明してくれた。なにかと不便なはずだが、「この海と空が好きで…」と愛着は人一倍。本土に働きに出たが、舞い戻り、ドライバーの職を見つけた。
エコ・アイランドを標榜するだけあって、街路にゴミがほとんどといっていいほど見当たらない。タバコのポイ捨てが当たり前のような執筆者の勤務先周辺とは段違い。人口が少ない、だけの問題ではないだろう。
ビルのガラスやアスファルトの照り返しの中を汗ふきふき往来していると、エコに程遠い都会を今さらながらうらめしく思う。(A・M)
この島、島内の公共交通機関としてバスとタクシーがあるが、バス停は確認できたものの1週間の滞在中、バスは1回も見かけなかった。タクシー運転手いわく「生徒の登下校用ですから…」が事実かどうかは確認していないが、まずそのとおりだろうと思わせるほど見当たらない。いきおい移動はタクシーかレンタカーに頼ることになる(自転車もあるが、強烈な太陽に断念!)。
石油価格は本土に比べ高いはずだが、政府が差額を補てんしている。山も川もないため地下にダムを作って地下水を貯め込む工夫で飲料水、農業用水を確保する、とタクシー運転手は説明してくれた。なにかと不便なはずだが、「この海と空が好きで…」と愛着は人一倍。本土に働きに出たが、舞い戻り、ドライバーの職を見つけた。
エコ・アイランドを標榜するだけあって、街路にゴミがほとんどといっていいほど見当たらない。タバコのポイ捨てが当たり前のような執筆者の勤務先周辺とは段違い。人口が少ない、だけの問題ではないだろう。
ビルのガラスやアスファルトの照り返しの中を汗ふきふき往来していると、エコに程遠い都会を今さらながらうらめしく思う。(A・M)
2008年07月16日(水)
06:30
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