原点返り
当たり前のようなことでも、言葉で聞くと「なるほど」と感じることがある。そう感じた時は「分かっているつもりでも、いろいろなことに追われるうちに見落としていたのかもしれない」と反省するものだ。
先日、取材の際に通された会議室で、「会議の成果>1人当たりの時間・コスト×参加人数」という趣旨を記したポスターが目に入ってきた。その中に記していた注意点も分かってはいるが、ついつい忘れてしまいがちになりそうなことだった。
今、素材メーカーでは、原点を改めて見直す動きが増えている観がある。ある経営者は「同じ材料を使って他と違うものを創り出すのがメーカー」と話し、別の経営者は「短期的な利益を考えれば設備を減らしてコストの安い外注に切り替えることだが、商品開発や技術者育成のためにも国内工場は必要」という。
海外シフトが長年続き、製造業の重要な経営資源である工場が日本から消えつつある。「このままいくと近いうちに国内設備がゼロになってしまう」という危惧も耳にするが、自社の強みの原点をいつの間にか軽視していたということがないよう警鐘を鳴らす経営者がいることはどこかで歯止めをかけることにつながるだろう。(K・H)
先日、取材の際に通された会議室で、「会議の成果>1人当たりの時間・コスト×参加人数」という趣旨を記したポスターが目に入ってきた。その中に記していた注意点も分かってはいるが、ついつい忘れてしまいがちになりそうなことだった。
今、素材メーカーでは、原点を改めて見直す動きが増えている観がある。ある経営者は「同じ材料を使って他と違うものを創り出すのがメーカー」と話し、別の経営者は「短期的な利益を考えれば設備を減らしてコストの安い外注に切り替えることだが、商品開発や技術者育成のためにも国内工場は必要」という。
海外シフトが長年続き、製造業の重要な経営資源である工場が日本から消えつつある。「このままいくと近いうちに国内設備がゼロになってしまう」という危惧も耳にするが、自社の強みの原点をいつの間にか軽視していたということがないよう警鐘を鳴らす経営者がいることはどこかで歯止めをかけることにつながるだろう。(K・H)
2007年10月24日(水)
06:12
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