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勝因は信念を持って貫くこと

 有店舗販売の不振が深刻なだけに、無店舗販売が大きく脚光を浴びている。ネット販売には向かいないと考えられてきたテキスタイル分野でも、サンウェルが好調に伸ばしており、同業他社もノウハウを分析しているようだ。
 サンウェルがネットでも好調に受注を伸ばせているのは、同社が元々テキスタイルのカタログ販売が主力だったため。顧客は手元のカタログで生地の色や風合いを確認し、安心して発注できる。小ロット化の影響で、受注件数は2001年と比べて2倍にも増えているが、ネットでの受注だと人手を省くことができる。
 当初はネットでのオーダーを増やすために、様々な工夫を重ねた。まず、省人化できることを生かして、手間賃を電話やFAXでのオーダーに比べて2割ほど安く設定している。さらに、大阪や東京で説明会を開いたり、顧客に出向いて依頼したりした。マイレージのようなポイント制も導入。あの手この手で、顧客への浸透に腐心してきたのだ。
 決め手は、カタログで展開するテキスタイルをほぼ全部、ネットに載せたことだろう。綿の定番品は中国品に受注が流れるため、高級ラインの「SW−シック」を打ち出したり、昨年からは話題のオーガニックコットンを出したりと、時期に適った商品を相次いで載せているのも人気を支えている。
 何よりも、ネット販売の将来性を見越して、決して平坦な道のりではなかったにもかかわらず、他社が着手する前に信念を持って貫いたこと。最大の勝因は、ここにあるのではないだろうか。(FK)

サンウェルのネット販売は、時代に適合したオーダーシステムと評価が高い

ショールームでも全商品を紹介
2008年06月23日(月)  06:45  / この記事のURL

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