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東京MT―予想以上の来街者・売上高……でも

 東京ミッドタウン(東京MT、事業者代表:三井不動産)は、昨年3月30日の開業から1年間で、約3500万人が訪れ、商業ゾーンの売上高は約306億円を記録したと発表した。来街者・売上高ともに当初予想を上回る好調ぶりだ。
 ただ、六本木交差点をはさんで反対側に位置する六本木ヒルズ(森ビル、2003年開業)は、開業後1年間で約4900万人を集客していた。確かに、居住者だけでなく、利用限度額無限のブラックカード片手にショッピングする“ヒルズ族”なる言葉を生み出したのに比べても少し地味な印象(東京MT自体、ヒルズとは違う志向性だが)。数年来、首都圏では新型商業施設開設ラッシュが続いており、消費者が踊らされなくなったのか、景気の踊り場感から踊りたくても踊れないからなのか……。
 単純に比較できないが、ヒルズと東京MTの開業初年度の違いには、一段と強まる社会の閉塞感や経済の先行き不透明感などがあるかもしれない。(N.O)
2008年05月07日(水)  05:35  / この記事のURL

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