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長い橋

 5年半ぶりに南通を訪問した。虹橋から常熟まで高速道路を飛ばして1時間50分。長江を渡るためのフェリーを待つこと20分。乗船時間が35分。南通経済技術開発区まで3時間弱かかる。
 写真は船上から見た蘇通大橋。全長32キロで蘇州と南通とを結ぶ。すでにつながっており、来年には開通するという。これで南通開発区は上海から2時間もかからなくなる。
 上海の南の嘉興と寧波の北の慈渓とをへだてる杭州湾には全長36キロの杭州湾跨大橋の工事が進み、こちらも来年には完成の見込み。
 上海を中心とする長江デルタ地区内の移動はますます便利になる。しかし、南通や寧波の労務コスト上昇は必至だ。(yao)
2007年10月31日(水)  05:56  / この記事のURL

海賊版

上海の横町に海賊版DVDの露天屋台が点在している。アパートの近くにもスゴいDVD販売店があった。
ここの海賊版DVDは画質といい吹替、字幕といい、すべて純正版並み。技術の進歩か、たった一枚のDVDに45分のドラマが8本も収録されている。しかも、一枚15元と格安。吹替は日本語、スペイン語、韓国語など数カ国語もあるので、外国人の客もよく訪れ、売れ行きは絶好調らしい。
中国では海賊版のDVDが氾濫している。中国政府は取り締まりに力を入れているようだが、海賊版DVDが店頭から消えない。需要があれば、商売になるということか。(wei)

2007年10月30日(火)  06:17  / この記事のURL

何穂さんが支局を訪問

 旭化成の2007年キャンペーンモデル、何穂(ハー・スィ)さんが上海支局にあいさつに。
 浙江省温州で生まれ育ったが、昨年の中国モデルスターコンテストでグランプリを獲得したのをきっかけに、北京で住み高校に通いながらモデルの仕事をしている。
 ポスターなどでみると大人っぽい雰囲気だが、メイクは5分という普段の彼女は高校生そのもの。洋服は東方新天地と太平洋百貨で買うという。日本も数回訪れているが、撮影などの仕事でスケジュールがいっぱい。ショッピングする暇がない。前回ようやく時間をみつけて「ZARA」のショップに出かけたという。
 旭化成キャンペーンモデルの先輩である莫万丹のようなスーパーモデルになるのが夢だが、米国の大学に行き、金融の勉強もしたいという。夢多き18歳だ。(yao)
2007年10月29日(月)  06:12  / この記事のURL

魯迅移住80周年

 小説「阿Q正伝」などで有名な(と言っても、若い人は知らないか?)中国の文学者・思想家の魯迅(1881〜1936年)は、1927年秋に広州から上海に移り晩年を過ごした。日ごろ散策していた、魯迅の住居近くの虹口公園へその墓は1956年に移設され、公園も魯迅公園に改称された。公園内には、魯迅の故郷である紹興の住宅をモチーフにした魯迅記念館を設置。同記念館では、上海移住80周年を記念する展示会と学術検討会を開催している。
(shen)

2007年10月26日(金)  06:17  / この記事のURL

何もかも高い!

 上海・浦東新区に建設中の上海環球金融中心(左)は、地上101階、高さ492メートルの世界一高いビルとして来年春に完成予定だ。421メートルの金茂大廈と並んだ姿は壮観。オフィスの賃料は1平米当たり1日3ドルと周辺の高層オフィス相場の3倍。何もかも高い。それでも三井住友銀行、みずほコーポレート銀行などが入居を決めており、運営主体の森ビルは開業時の稼働率40%、1年後に90%を見込んでいる。(yao)
2007年10月25日(木)  06:14  / この記事のURL

激安 昼定食

 日系企業のオフィスが多い上海・虹橋地区には日本料理屋がひしめく。支局の近くにも廃業した日本料理屋の店舗に別の料理屋がオープンした。
 夜は飲み食べ放題140元台(1元=15.5円)と平均レベルだが、驚きは昼の定食。焼肉定食30元、サバ塩焼き定食25元、野菜炒め定食20元、ナスとゴーヤ炒め定食18元など。相場は40〜45元だから、価格破壊といえる。味もそこそこ。
 虹橋地区の日本料理屋のサバイバル競争激化に拍車がかかりそうだ。(yao)
2007年10月24日(水)  06:13  / この記事のURL

解せない

 朝の通勤時、自動車、バイク、人が錯綜して我先に進む。上海の交通マナーの悪さは、中国のほかの都市と比べても目立つ。今年6月には緊急時以外のクラクション使用を禁じ、罰金を課すようになった。このため、以前はけたたましく鳴らしっぱなしだった騒音が減ったことは確か。しかし、運転マナーがよくなったわけではない。
 どうしても解せないのは、衝突したり交通を妨げたりする方向にわざわざハンドルを切る習性。交差する場合、そのままの速度と方向を保てば何の問題もなく通り過ぎられると思えるのに、ぶつかる方向に進路を変え、スピードを上げる。広い空間があっても、通り抜けられないような隙間の方に割り込んでくる。「動体予測」など難しいことを持ち出すまでもなく、どうすればスムーズに進めるか、自然に判断できると思えるのだが。
 考えるに、「どうしても相手の前を通り抜けたい。後ろを通るのは沽券にかかわる」という欲求がそうさせるようではある。結局、事故を起こしたり、事故に至らないまでも互いに止まったりして余計に時間をロスすることになるのだが。
(Shen)
2007年10月23日(火)  06:30  / この記事のURL

パーキング争奪戦

 今入居しているマンションは1990年代半ばに建てられたもの。建設当時、自家用車の普及率がまだ低く、この住宅区には当然駐車場がなかった。ところが、ここ数年自家用車の購入が急増し、ここの住民も例外ではない。
 夕方になると“パーキング争奪戦”が始まり、住宅区内の道路は住民の路上駐車でいっぱいになる。翌朝、車を出すのも一苦労のようだ。
 上海では自家用車の車番を取得するのに、平均で5万元(1元=15.5円)もかかるらしい。それでも、上海の自家用車保有率は万博開催の2010年に、5世帯に1台か、4世帯に1台まで高まると予想されている。道路、駐車場など関連施設の整備がマイカーの普及に追いつくだろうか。(ying)


2007年10月22日(月)  06:15  / この記事のURL

重陽節

 今日は旧暦9月9日、中国伝統祭日の「重陽節」に当たる。「毎逢佳節倍思親(佳節に逢うごとに、ますます親を想う)」、唐詩人王維がこの重陽の日に作った七言絶句。
 1989年から、中国では重陽節が「敬老節」ともされている。中国でも日本でも同じで、老人を敬愛することは美徳である。
 一人っ子政策や、生活水準向上による平均寿命の上昇などで、上海などの一部地域で高齢化が急速に進んでいる。「敬老精神を持っているのか、自分はちゃんと親孝行をしているのか」と、重陽節に一度考えたいものだ。(ying)


2007年10月19日(金)  09:45  / この記事のURL

中国の現実

 事務所と同じビルの4階にある対外貿易会社が靴下を安売りしていると聞き、退社してからのぞいた。種類にしろ品質にしろ、スーパーなどで販売している靴下よりずっといい。それに、値段も手ごろだ。
 中国は「世界の工場」と言われている。とはいえ、物資の不足をまだまだ感じる。「いいものはまず国内で販売する」という先進国と違って、中国は「いいものはまず輸出する」という現状にある。だから、多くの中国人は外国にあこがれる。
 中国は「世界の工場」であっても、まだまだ「世界の市場」ではない。
 それが、中国の現実だ。(wei)
2007年10月18日(木)  16:06  / この記事のURL

Green living, eco home

 上海市内大型ショッピングモールの1つ、浦東陸家嘴に位置する正大広場。週末、友達とそこで待ち合わせするついでに中に入ってみた。国慶節連休明け後、初めての土日にもかかわらず、観光客や買い物客で賑わう。
 目を引き付けられたのは6階にある「生態家ECHO」というお店。店内の商品はすべて天然素材で作られたという。オーガニックコットン、竹繊維などを素材にしたインナー、タオル、装飾ファブリック、植物成分を主に作られたオーガニックスキンケア用品、手作りの収納グッズなど、「環境にやさしい」商品が並ぶ。商品の包装はリサイクル可能なものを採用。
 ホームページによると、生態家ECHOは全国ですでに500以上のチェーン店を持っている。来年中、2000店舗まで展開する計画で、売上高が300億円を突破する見込みという。
 消費者の環境意識が高まりつつある中国では、「Green living, eco home」を唱える生態家ECHOの今後の展開が興味深い。(ying)


2007年10月17日(水)  17:34  / この記事のURL

シーズン真っ盛り

 中国では今、上海ガニのシーズン真っ盛り。市場やスーパーマーケット食品売り場は、品定めするお客でいっぱい。大きくてミソがたっぷり入ったものは1つ180元(1元=約15.5円)、小さいのは50元。まさにピン・キリだ。
 産地として有名な江蘇省・蘇州の陽澄湖では、隣の太湖でアオコが異常発生したことで、水質改善のため来年から養殖面積を最盛期の5分の1まで縮小するという。当然、値上がりは必至。
 庶民の口に入るのは今年が最後か!?(yao)

2007年10月16日(火)  16:46  / この記事のURL

上海弁

 仕事の帰りに、自宅近くのスーパーに寄って食料品を購入した。レジで店員さんに支払い金額を言われたけれど、分からない。それは上海弁だから・・・・・・。料金表示も遠くてよく見えない。「おいくらですか?」と、仕方なくもう一度聞いた。
 同じようなことが、以前にもよくあった。7年前、日本を最初に訪れたころのことだ。数字を聞き取ることが苦手で、いつもレジの料金表示を見ていた。
 上海生活を始めてはや4カ月目。上海弁のヒアリングが全く進歩なし…・・・。「郷に入れば郷に従う」。やはりこちらの生活に馴染むには、方言の勉強も必要だ。(ying)


2007年10月15日(月)  16:43  / この記事のURL

健康と長寿のために

 アパートから支局のある上海マートまで徒歩15分。通勤途中に通る虹橋公園では毎朝、大勢の人が太極拳をしている。中国の朝の公園では、どこでも見かける風景だ。健康と美容、長寿に効果があるとされる。いわば古典的フィットネス。
 一方、虹橋公園の向かいにある商業ビル内のフィットネスクラブの年会費は2,600元(約4万円)。さて効果にどれだけ違いがあるのだろうか。(yao)

2007年10月12日(金)  16:35  / この記事のURL

安さで勝負

 上海に進出した日本のファーストフードのなかで、今最も人気を集めているのがイタリアンのサイゼリア。市内に15店舗ある。
 2003年年12月に第1号店を出した当初は苦戦を強いられた。局面が変わったのは価格をほぼ半値に引き下げてから。とにかく安い。パスタは8〜12元(1元=15.5円)、サラダ8〜10元、ボトルワイン38元。ローカル食堂並み。味は、この値段にしてはまずまず。
 アパレル業界では、ローカルと同価格帯のハニーズも好調。いくら購買力が高まる上海でも“安さ”は強力な武器になる。(yao)

2007年10月11日(木)  16:05  / この記事のURL

落とした800元が帰ってきた

 落とした800元(1万3000円弱)が無事帰ってきた。
 なくしたのに気付いたのは10月1日午前6時。国慶節休みで日本に帰るために家を出ようとして、所持金を確かめたところ25元しかない。これでは、浦東空港へ行くためのリニアモーターカー(割引で片道40元)にも乗れない。
 前日(9月30日)に1000元をATMで下ろし、昼食をともにした知人に、借りていた200元を返却。食事代やその後のコンビニでの支払いなどは持っていた小銭で間に合い、800元はそのままポケットに残っているはずだった(財布は使わず、上海流に紙幣をむき出しでポケットに入れている)。ところが、ない!
 飛行機の出発時刻からみて、探す暇もない。やむなく、小額の元をATMで再び下ろして、当座はしのいだ。
 上海へは6日に帰任。連休明けの8日から出社したが、当日は台風による大雨のため、支局のあるビル内で昼食。休み前に食事した和食の店に9日、顔を出す。と、店の入り口で客の案内をしていた女店員の顔が「やっとみつけた」というようにほころぶ。800元を拾って保管していてくれていたという。座敷で食事した際、ポケットから滑り出て気が付かなかったらしい。ほとんどあきらめかけていただけに、その親切がうれしい。日頃、ちょくちょく食事に行っており、顔を覚えていてくれたことも幸いした。
 ちなみに上海市の月額最低賃金は840元。(shen)

2007年10月10日(水)  15:05  / この記事のURL

台風で激しい風雨

 上海は7日夜から8日夕にかけ、台風による激しい風雨に見舞われた。買ったばかりの傘の骨が強風で曲がってしまうほど。
 同時に気温も低下し、8日の最高気温は23度。9、10日は19度程度までしか上がらないという。遅れていた秋がいよいよやってきた。(yao)

2007年10月09日(火)  17:26  / この記事のURL

民族性の違い

 10月1日から7日まで、中国は国慶節の連休。駐在員の多くは日本に帰国し、日本へ観光に来た中国人も少なくない。
 6日の関空発上海行きはどの便も満席。そのなかで14時50分発の上海航空便は到着が遅れたうえに、エンジントラブルでいったん搭乗させた乗客を降ろして修理し、出発できたのは22時近くだった。
 途中の説明も不十分で、出された食事も菓子パンと缶ジュースだけだから、係員に食ってかかる中国人乗客で搭乗口は騒然。日本人客の多くは不安げに見守る。民族性の違いがはっきりと分かる一幕だった。(yao)

2007年10月08日(月)  14:20  / この記事のURL