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北朝鮮料理
ハルピンの朝鮮(韓国)料理の紹介をしましょう。

昨今、日本を始めアジアでは「韓流」と言って韓国ブームがありました。
裴勇俊(ヨン様です)を始め多くの韓国スターが大人気でした。
私も韓国の映画では好きだったものも何点かあります。
ブームは一時の熱狂的なムードがなくなりましたが、韓国文化はある程度定着したのではないでしょうか。

ハルピン市内にも何店か韓国料理の店があるのですが、最近行った韓国料理の店は、北朝鮮の直営料理店です。
東北地方は朝鮮族も多く、市内にも沢山韓国料理店があります。しかしながら、北朝鮮系の店は現在知る限りでは1店舗だけです。
以前、「平壌」という北朝鮮直営の店があり、何回か行きましたがとても美味しかったので、評判でした。残念なことに1年ほど前にいつの間にか閉店してしまいました。スタッフは帰国してしまいました。繁盛していたのに、どんな理由なのかは分かりません。

最近行った店は、M山先生が発見して教えてくれた北朝鮮系の店です。『大同江』と言います。(経維四道街:万達ホテル近く)
お客さんが来た時には、ここにもご案内しています。

そこは、朝鮮料理の定番メニューである韓国式焼肉、キムチ、ビビンバ、を始め独特な朝鮮料理を出してくれます。
味の方は個人的には以前の『平壌』と言う店の方が美味しかったように思いますね。

ただ、興味深いのはその店のスタッフの女性が歌を披露してくれることです。
「喜び組」や「北朝鮮美人応援団」を彷彿とさせる女性が、素晴らしい歌を歌ってくれるのです。
店内には多分全部で4人の北朝鮮の女性が服務員として働いています。
彼女たちは若干野暮ったい昔の給仕さんを思い出させるような制服をきています。『平壌』ではチマチョゴリを着ていたのでそっちの方が雰囲気は出ていました。
歌ってくれる歌は、『パナスミダ』と聞こえる歌です。
どんな意味かと聞いたところ、『歓迎皆様』と言う意味ですと教えてくれました。

ところで、以前『平壌』に行ったとき、彼女たちが胸に着けている『金日成バッチ』を欲しいから下さいと言って、烈火のごとく拒否されたことがあります。昔、韓国で北朝鮮の美女応援団がソウルで金日成の写真の扱いが悪いと言って泣き叫びながら抗議していましたが、そんな場面を思い出しました。

店内に北朝鮮のタバコやお酒、ポスター、肉筆画などが販売されています。
珍しかったのでタバコと絵を買ってみました。
タバコは1箱で25元(約370円)もするので、将軍様の吸っているタバコですかと聞きましたが、「とんでもない、そんなタバコは手に入りません」と言われました。将軍様はもっと特別なタバコを吸っているようです。
店内に北朝鮮の宣伝用と思われる冊子も無料で置いてありましたが、そこにはダム建設を視察する金成日総書記の写真が紹介されていました。

中国に何箇所か営業しているらしい北朝鮮直営(国営?)の北朝鮮料理屋さんでした。
帰るときに店を振り返ると、そこには北朝鮮国旗をあしらった行灯がずらりとぶら下がっていました。

彼女たちは北朝鮮から派遣されてハルピンで働いているのでしょうが、中国語も出来て、日本語も片言で「さよなら」などと喋っていました。
国に帰れば高級国家公務員のような高等教育を受けていたのではないかと想像されます。

なかなか貴重な体験の出来る店です。
韓国語の歌を聴きながらキムチ料理をほお張り、のたりのたりと過ごせる店です。ハルピンに来た折には立ち寄られてはいかがでしょうか。

 2006/04/04 10:21  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)

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中国系資本の百貨店に勤める百貨店マン。小売業とは如何に付加価値の高いモノを売るのかを考えること。 中国での奮闘ぶりを少しでもお伝えできれば幸いです。

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