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秋の気配
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ハルピンに帰ってきました。
すると、もうハルピンは秋の気配でいっぱいでした。休暇帰国で日本に10日間ほど帰っていましたが、日本はまだまだ暑くて夏の終わりとは言え30度を越す気温でした。
でもハルピンの空港を下りるとなんと17度の気温。
その日は雨が降っていたし、時間も夜の6時半ぐらいだったのですが、その涼しさにはびっくりしました。
たった10日ぐらい離れていただけなのに、ハルピンの季節はもう秋になっていました。
そういえば去年も9月にはすこし肌寒くなっていたことを思い出します。
10月になると晩秋の気候、10月の下旬には初冬、11月にはまったく冬になっていました。
12月、1月は零下の世界です。
ハルピンは1年の半分が冬のような感じです。真冬は零下30度を越す寒さになります。
(一昨年には零下38度まで下がったことを思い出します)
ハルピンの冬はとても厳しいため、冬季は各家庭、各ビルには温水暖房が完備されています(セントラルヒーティングの一種?)。そのため、建物の中にいる限りは寒さを感じることはあまりありません。10月から3月の半年間は温水暖房が入ります。給湯会社から半年間温水暖房が提供されます。もちろん有料です。半年分の暖房費が前払いで請求されます。(中国でのこの「前払い方式」については、また機会を設けてお話したいと思います)
私のマンションにも温水暖房が完備されていますが、これは地下の駐車場も同じです。駐車場にも暖房が入っていないと、翌朝は車のエンジンがかかりにくかったり、外に駐車しておくとドアが凍結して開かなかったりするからです。
そのためか、駐車場の月極代金も夏場と冬場ではまったく異なります。4月〜9月は月300元、10月〜3月は1200元を徴収されます(もちろん前払い)。1200元もだすと、その辺の2LDKのアパートが借りられるぐらいの値段なので、駐車場代としてはとても高い気がします。1月2000元平均ぐらいの給料所得水準から考えると、びっくりものです。
一般の人はどうしているのでしょうか?(車がないので関係ない?)
急に秋の気配を感じて、目の前に迫った厳しい冬を思うとちょっとばかりいやになります。
日本(ちなみに神戸ですが)にいた頃は、冬は寒くて『めちゃつらい』と思うことはあまり無かったし、スキーのシーズンが楽しみでもありました。
また台湾に5年ぐらいいたので、冬と言うものがあまり感じられない境遇ですごしていたためか、ここの寒さは堪えます。
ハルピンの冬の名物誌『氷祭り=中国語で「氷燈」と言う』がありますが、夜零下20〜30度の中、2〜30分もいると顔が痛くなり、足元からは信じられないぐらいの冷気が体を襲ってきます。完全防備なしで見に行くことは自殺行為に等しい(ちょっと大げさ)。
ハルピン市の近くに亜布利というスキー場があります。そこにスキーに行きましたが、大好きなスキーのはずなのですが、そこでのスキーは寒すぎて、拷問のようでした(またまた大げさ?)。零下30度の中、その寒さに耐えながらリフトに乗っているのは苦痛以外のなにものでもなかった・・・・のです。
また、あの冬がやってきます。休みの日は蓑虫のように日がな家の中で過ごしているだけの冬です。
ことしの冬も変わらずのたりのたりかな?
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『排隊』がいやだ!
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今週の末に日本へ休暇帰国です。嬉しい!
そこで、帰国のために給与を下ろしに銀行へ行ってきました。
私は中国企業に勤めているため、給与は全額人民元で貰っています。
だから、日本で僕の給与を待っている家族にお金を渡さないとだめなのです。
日系企業に勤めていたころは、日本でも給料が出ていたし、台湾にいたので給料を嫁さんに渡すなどと言う作業はあまり意識せずにうまく出来ていたのです。
しかし、中国企業に勤めてからの難点はこの人民元の処理にあります。
人民元は完全開放されていないため、海外への持ち出しなどに制限があり、また日本円への換金も原則個人では難しいのです。
まあ、換金も持ち出しも方法がないわけではないのですが・・、ここに詳しく書いては当局にお咎めを受けかねないので、別の機会にしましょう(ちょっとインターネット検閲が怖い・・・・)
中国の銀行は4大国営銀行があり、中国銀行、建設銀行、工商銀行、交通銀行などたくさんあります。私が使っているのは、建設銀行と招商銀行というところです。
サービスがいいのは招商銀行です。ここは新進気鋭の銀行で、個人的にはメインバンクとして使っています。クレジットカードもここで作りました。
昨日行った銀行は、建設銀行です。
私が銀行に着いたとき、1番から6番の窓口のうち、3番と5番の窓口が開いていました。1番、4番、6番は『暫時停営業』のカードが立てかけてあります。(窓口業務停止の意味)
そこで、私は3番の窓口に並びました。前には一人の女性がいました。
すると、一人の女性が4番の窓口に並びました。でもその窓口は閉まっているはずです。
「閉まっているのに気が付かないのかなあ」などと思っていたのですが、これは大きな間違いでした。
私の前のお客さんが終わるや否や、電光石火のごとく、その4番に並んでいた女性が3番の私の前に割り込んで、通帳を窓口に差し込んだのです。あまりのすばやさに何の反応も出来ず、ただあきれるばかりです。
まあ、一人ぐらい良いかと、気のいいところを見せてその女性の終わるのを待ちました。
すると、また4番窓口に別の人が並んだのです。
「ムムッ!こやつも割り込みに違いない」と思っていたら、案のじょうとなりの5番の窓口に手を突っ込みました。(5番でよかった・・)
私は負けてはならじと、3番の窓口を死守するべく前の女性の真後ろで片手をカウンターの窓口に差し出しながら、位置のキープに努めたのです。その甲斐あって、無事預金を下ろすことが出来ました。
4番の窓口は3番でも5番でも割り込める絶好の場所だったのでしょう。その後も人が並びます。
中国では「並ぶ、行列(=『排隊』と中国語で表現します)」が、我々日本人にはとても難儀です。日本と同じような感覚では必ず負けます!
空港や駅などではまともに並んでチケットを買うことなど至難のわざです。
きちんと並ぶと言うことが、とっても苦手な中国人が多いのです。
すべての中国人がそうだとは限りませんが、日本などと比べるとやはり、この『排隊』という現象ではマナーの悪い人が多いようです。
やったもの勝ち!と言った考え方が強いように感じます。
やって通ればラッキー、出来なくても元々、と言った感じでしょうか。
このような競争社会(?)で、今日ものたりのたりと暮らしております。
(しかし、疲れるぞー!) |
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服務って何?
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『服務』とは、中国ではよく見かける漢字ですが、どんな意味か分かりますでしょうか?
『服務』とは『サービス』と言う意味なのです。
『服務台』=サービスカウンター
『服務員』=サービス係り(販売員やウエイトレスなど)
『售後服務』=アフターサービス
『服務中心』=サービスセンター
などなど、中国国内ではよく見かける漢字なのです。
しかし、中国でのサービスという概念はまだまだ成長の過程にあるようです。
我が百貨店でもこのサービス意識を上げる為に対策を考えているところです。
日本でもこのサービスと言うことはうるさく教育されてはいますが、本当の意味でサービスが良いという状態からは程遠いのではないでしょうか?
中国でもいたるところで酷いサービスに会うことがしばしばなのです。
このサービスと言う概念は、他人を思いやると言う気持ちから出発しなければ出来ないことじゃないかと思います。
中国で飛行機に乗ってみても、キャビンアテンダントのサービス態度の悪さには辟易することもありますが、現地の中国人は見た限りあまり気にしていないように見えます。私などは、お絞りを投げて渡されたこともあります。それだけでいやな気分になります。
また、上海のT百貨店では、エレベーターガールに売場を尋ねた時の会話では思わず怒りの言葉を言ったこともあります。
と言うのは、紳士の売場でライター(ジッポー)の石を探したのですが見つからなかったので、もしかしたら別のフロアーにあるかなと、エレベーターガールに聞いてみたのです。
「ライター売場はどこですか?」
「5階です」
「でもそこにはジッポーは置いてないのですが、別の売り場にありますか?」
「ライター売り場は5階です」
「でも、そこには売ってなかったのですが」
「売ってないんだったら、無いんでしょ!私は知りません。(没有的話、没有!我不知道)」
思わず「お前は自分の店のことも知らないのか!その口調は何だ」と言い返してしまいました。
しかし、彼女は黙ったまま目をあわせようともしませんでした。
こんなことはしばしば遭遇します。(これを読んでいる人の中でも肯いている方もいるのでは?)
タクシーに乗っても態度の悪い運転手に会うことも頻繁にあります。
まあ、最近ではそれぐらいではあまり怒らなくなりましたが、百貨店の中のことは自店他店にかかわらず妙に気にしてしまいます。悲しい性でしょうか。
とまあ、話は元に帰りますが、我が百貨店でも今度、「顧客サービス課」という部門を「顧客サービス部」に昇格させて、もっと本腰を入れてサービスのレベルアップに取り組むことにしました。
日本でもよく行われていたCS活動を本格的に取り入れ、スタッフの資質向上を図ろうというもくろみなのですが、果たして孤軍奮闘のわたし日本人の活躍が成功するのでしょうか?
皆様、乞うご期待!(過剰期待はやめて下さいね・・)
あと、この顧客サービス部のメインスタッフをこれから教育していくのですが、日本へ派遣研修にでも行かせようかと考えております。ああ、またアパレルウェブさんのお助けが必要になるかも・・・・。ヒゲの●●社長の渋い顔が見えそうです。
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| プロフィール |

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中国系資本の百貨店に勤める百貨店マン。小売業とは如何に付加価値の高いモノを売るのかを考えること。
中国での奮闘ぶりを少しでもお伝えできれば幸いです。
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