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水の被害の話
最近中国南部では大雨が続き、大洪水の被害が出ています。記録的な大雨のため多くの人に被害が出ているようです。

ここハルピンなどの東北部は逆に水不足です。近くに「松花江」と言う川があるのですが、干上がりかけております。

この水不足のため、日本でもあるように節水政策が採られます。いわゆる一時断水です。

しかし! この断水(停水といいます)が、日本のようにやわなものじゃありません。24時間断水なのです。前日に政府のほうから明日○○時から○○時まで水の配給を止めるとのお達しがあります。日本ならせいぜい数時間の断水を、何日かに細かく分けながら実施すると思います。

ハルピンの24時間断水は、長時間に及ぶので大変です。

皆様、24時間断水と聞いて、まずどんなことを考えますか?

1、風呂・シャワーが出来ないじゃないか!・・・・そうですね。1日ガマンしましょう。もしくは風呂屋にでも行くしかない。

2、食事の準備や食器洗いが出来ない!・・・・・まあ、外食で済ませるか・・。

3、洗濯が出来ない!・・・・・出来なくてもいいや。

4、トイレの水がないと流せないじゃないか!・・・・・そうです。これが一番の問題です。

私の職場は百貨店です。毎日山のようにお客さんが来ます。1日平均4万人を超えます。従業員も3500人はいます。トイレが使用できないのは非常に困る。死ぬほど困る。

トイレをガマンすることなど不可能です。

そんなわけで、店のトイレを封鎖することも出来ず、ただ、「水が出ないためトイレの使用にご不便をおかけしております」とお詫びの張り紙を出し、自主的に使用を控えてもらおうとしたわけです。

しかし!しかし!ここは中国!4000年の歴史を誇る中国です。

トイレの使用は普段以上に増えております。なぜ?WHY?

普段以上に利用が多いためと、水が流せないために、その悪臭が売場にまでタダヨッテきています。臭い!ここは百貨店だぞ!

スタッフの言うことにゃ、

1、中国のトイレで水洗じゃないところは山ほどあるので慣れている。

2、家のトイレが使えないのなら、百貨店でしてしまおうと考える輩が非常に多いこと。(外の公衆トイレは一般的に有料です。)

3、食べてるものがよくないので「大」は非常に臭い。

そんなわけで、使用者はいつも以上に多く、流せない「大」の上にまた「大」が重なり、便器にてんこ盛り状態の「大」が出現しているのです。

他人が「大」をした後でその上から「大」をするなどの曲芸が可能になるのです。まさに4000年のパワー炸裂です。私にはとても出来ない高度な技が、その日実現していたのです。

いろんな驚くべき体験が出来るのも楽しいものです。

のど元過ぎればなんとやら。

しかし、水がありすぎて被害の出ている南部と、水不足の北部と、広い中国ではさまざまです。

ではまた。
 2005/06/26 17:32  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)

日本視察旅行
このたび、私の勤める百貨店の幹部を中心に日本への流通視察を行いました。
総勢十九名を2班に分けて、9泊10日の日程です。後半の3泊は韓国のソウルでした。

日本では東京、京都、神戸、大阪と、かなりのハードスケジュールでした。途中息抜きとして、日光への観光も行ったりして息抜きも行いました。

日本の百貨店との交流会もセッティングし、某大手百貨店とのミーティングなども、こなしました。時間的な余裕が無く内容的には物足りないこともありましたが、スタッフの視野の拡大には役に立ったのではないかと思います。ソウルでも韓国大手の新世界百貨店との交流会も実施しました。

この旅行で日本語が出来るのは私一人だけとあって、半ばガイドとして動き回り、いささか疲れました。

スタッフは以前にも日本に来たことはありますが、やはり日本の商業施設、商品の豊富さはまだまだ中国を上回っているため、何かと買い物に忙しく、集合時間に集まらないことはしょっちゅうです。

流通視察が決定してから、中国人スタッフのビザの手配から、日本・韓国のホテル、交通手段の手配まで、てんやわんやだったのです。

ここ黒龍江省の中国人は、一般的には日本へ行くのは至難のわざです。まず、観光ビザでの日本旅行は考えられますが、これは団体旅行なので自由が利きません。そのために、短期商用ビザで、自分たちのスケジュールで行くのですが、これらの手続きもけっこう厄介です。日本側の招聘状や保証人などを立て、日本領事館に申請するのです。書類がそろっていても色々と面倒な質問などをクリヤーしなければいけません。

まあ、予定より遅れてビザ申請が下り、日本行きが実現しました。

写真は、神戸のモザイクで食事をした後に撮影した夜景です。スタッフはいたく神戸が気に入ったようです。とってもきれいな町だと感激しておりました。

中国に帰ってきて、明日からまた日常の業務に戻ります。




 2005/06/23 14:37  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)

第一次見面
ここハルピンで生活を始めて2年半以上が経ちました。

そこで、中国での生活や感じたことなど、ひねもすのたりのたりと書き綴って行きたいと思います。

アパレルウェブの各ブログをご愛読の方、よろしくお願いします。
中国での生活や仕事のことなどを通じて、隣人中国のことを少しでも分かっていただけるように書き進めたいとは思いますが、個人の狭い視野の中で書き進めることもあるかと思います。
それは全て筆者の不徳の致すところです。
寛大なる読者の叱責をお願いします。

先ずは自己紹介。

ネーム:ショウ

年齢:不詳

性別:おとこ

趣味:読書(活字中毒症)、ゴルフ(少々)、DVD鑑賞(最近の暇つぶしはもっぱらコレ)

職業:中国系百貨店のサラリーマン

海外生活も8年目になります。以前は台湾に住んでいましたが、縁あって今の会社に誘われ転職しました。

ここハルピンは中国東北部の黒龍江省の省都です。『食在広州、情在氷都』と表現されますが、『氷都』とはハルピンのこと。『食は広州にあり、情はハルピンにあり』とでも訳せばいいのでしょうか。

ハルピンは1年の半分が冬のようなものです。真冬は零下30度以上にもなります。が、人情にあふれているあったかい町と、言われています。

ハルピンは歴史としては浅く、北の寒村でしたが19世紀末に帝政ロシア時代にロシアによって開発が進められ、このような大都市になりました。

後、悪名高い関東軍によって悪行非道の数々が行われたところでもあります。731細菌部隊はご存知でしょうか?ハルピンにはその731部隊の罪状を保存するための記念館が残っています。

日本軍による満州国が傀儡政権として、有名なラストエンペラー愛新覚羅溥儀が皇帝としてあったところもここ黒龍江省や吉林省などです。

ハルピン市街には帝政ロシア時代の建築物がたくさん残されています。中国の他の地域とは異なり、町並みはヨーロッパ風です。

今のハルピンでの生活は決して快適とは行きませんが、なんとか暮らしております。

続きはまた、のたりのたりと書いていきたいと思います。

では、よろしく。
 2005/06/11 23:54  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)

プロフィール

中国系資本の百貨店に勤める百貨店マン。小売業とは如何に付加価値の高いモノを売るのかを考えること。 中国での奮闘ぶりを少しでもお伝えできれば幸いです。

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