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北京での憂鬱
北京に出張に行ってきました。

仕事柄上海などへの商業都市に行くことは多いのですが、北京は比較的少ない。
北京も首都であり大都市なのですが、商業都市というより政治都市の性格が強いため関係先も少ない。

2008年の来年には北京オリンピックも開催されるとあり、急ピッチで開発が進められてきている。
ここ数年は町のいたるところで新しいビルが建てられたり、交通インフラの整備が進んでいます。

泊まったホテルは天安門から近い王府井というところです。
北京は広くて商業施設が点在していると言った感じを受けます。
ここの王府井や西単などは商業施設が集中しているところですが、上海や香港、東京などとは趣を異にしています。
王府井を歩いていると、王府井の名前の由来になったと言われている『井戸』の遺構があります。歩行街の中に突然あるのでつい見逃しそうです。


夜、ホテルの近くで食事をしようと思い、ぶらぶらと食事できそうなところを歩いていると、観光客相手なのでしょうか屋台街がありました。ほぼ200mぐらいの中に色々と食べるものを扱う屋台が並んでいます。
ハルピンでもよく食べる羊肉串、北京名物の坦々面、各種焼き物などなど沢山の種類のものが売られていました。
ここで晩飯の代わりもいいかなと思い、何か食べてみることにしました。
こういったB級グルメは案外好きで、ゲテモノ以外はよく食べたりします。
観光地らしく欧米系の人、台湾からと思われる旅行者、香港人らしき人で賑わっています。


まず羊肉串を食べてみることにしました。羊以外に牛肉、駝鳥などもありました。
焼き上がりお金を渡そうとすると、1本10元と言います。
『え・・?』看板には5元と書いてあったのです。ハルピンなどでは通常1本1元が通常です。ここでは、北京だし、肉の塊がけっこう大きかったので高めなのは仕方ないかなと思いながら注文したのですが、10元の請求。
『おかしい!5元と書いてあるじゃないですか!』と抗議するとあっさり5元になりました。おそらく外国人と足元を見たのでしょう。まったく失礼です。

ところがその後また嫌な目にあいました。
別の屋台で坦々面を発見。
『坦々面5元』と書いてあります。
私が注文しようかと覗き込んでいると、そこの販売員が私を見て『小日本人来了』と隣の同僚に言いました。その販売員が、拙い日本語で『安い安い、坦々面食べるか』と勧めます。私はちょっといやな気分だったのですが、頼むことにしました。
面を茹でてるときに屋台で扱っている串焼きの具材の野菜などを入れないかと勧めます。
そこで、油菜と豆腐皮を入れてもらいました。
坦々面が出来上がり値段を聞くと、
親父『35元』
私『・・・・・・(怒)』
そこまで中国語が分からない振りをしていたのですがもう黙ってはいられません。
『なんで、5元の坦々面に2種類の具を入れただけで35元になるんだ!』
清算用に100元渡していて、抗議を受けて販売員がつり銭をくれます。
『この野菜は15元だから』と言いながら『朝鮮冷麺15元』と言うところを指差します。とんでもない詐欺商法野郎。
つり銭を見ると45元しかありません。ごまかす様に細かい金で渡してきています。ここでまた怒りが爆発。『値段もごまかしているし、つり銭もごまかしているじゃないか』と抗議しました。
このやり取りをとなりで見ていた台湾人もわたしの助っ人に参加。
『具材は3元〜8元となっていますよ、それに野菜は朝鮮冷麺ではない。騙してはいけない。云々〜・・・・』

そんな訳で最後は15元になりましたが、まったく観光客相手だと見下しごまかそうとするその商法にはあきれ果てました。

助け船を出してくれた台湾人も呆れ顔。

来年北京オリンピックのために、北京政府はイメージアップのためにいろんな政策を始めています。
痰を吐いてはいけない、吐けば罰金。公共の場所ではきちんと並びましょう、毎月11の日は行列の日にしてマナーの啓蒙。タクシー運転手へのマナーアップなどいろんなイメージアップキャンペーンをやって努力しているようです。

しかし、観光の現場ではまだまだこんなことも見受けられる。
私のこの体験は氷山の一角でしょう。
ここは首都北京。中国を代表する都市です。
都市開発でどんどん綺麗になってきています。
海外からも批判の多い低いマナーへの対応も本気になって取り組んでいる北京ですが、まだ暫くは時間が掛かるようです。
 2007/05/10 07:16  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)

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中国系資本の百貨店に勤める百貨店マン。小売業とは如何に付加価値の高いモノを売るのかを考えること。 中国での奮闘ぶりを少しでもお伝えできれば幸いです。

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