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![]() 年末に休暇帰国のため、哈尓濱から大阪への飛行機に乗っています。 哈尓濱に関わらず中国は農暦での習慣が多いため、年末の雰囲気は全くありません。 この機内もガラガラで、30名ばかししか乗っていません。 そんな中で、日本の方Fさん(男性)と知り合いました。 50代後半ぐらいの方でしょうか。 中国語が出来ないようで、また海外旅行に慣れていないようで、税関のところで戸惑っていたので通訳代わりにお助けしました。 機内でお話をお聞きしたところ、哈尓濱でお見合いのために来たということです。 以前にも同じような日本の方にお会いしたことがありますが、今回少し違うのは個人で来ているということでした。 日本から中国のお嫁さんを探すにはやはり一般的には、結婚斡旋所を通じて高いお金を払ってお見合い・結婚へと進めるようです。 哈尓濱のことや諸事情が分からないので当然と言えば当然でしょうか。 そんなわけで、その方も結婚紹介所のようなもので来ているのかと思っていましたが、違うようです。 知り合いの紹介で哈尓濱でお見合いをやってくれると聞き、単身で哈尓濱に来て、哈尓濱の知り合いに連れられお見合いをしたそうです。 哈尓濱の仲介の方は日本語の出来る中国人で、その人が集めた結婚志望者数名とホテルで会い、その中の気に入った女性と単独でお話をするというものだそうです。 Fさんは、その中でも若くて気遣いが出来ていた女性が気に入り、来月には式をあげるつもりだとのことでした。 そのガイドの中国人には日本円で5万円を支払ったようです。 最初、その中国人のかたのことをガイドと呼んでいたので、単なる通訳で、紹介者は別にいるのかと勘違いしていたので、中3日ほどの滞在で5万円は高いですねとお答えしました。 しかしよく聞くとその中国の方が紹介者のようです。 それなら、5万円なら非常に良心的(?)なのではないでしょうか。 よく聞く紹介所では、紹介から結婚で150万〜200万、相手方への結納金やら結婚にかかる費用負担、嫁さんの渡航費など、もろもろで300万〜500万と、日本で結婚式を挙げるのとさして変わらない費用が必要です。 この個人での斡旋はそれと比べるとべらぼうに安い気がします。 もちろん個人紹介なので色んな面での保障やフォローはないかもしれません。 また、中国国内法では国際結婚の仲介は禁止されているため、もしかしたら違法なのかもしれません。それなので、知らぬが仏とは言え、けっこう危ない橋を渡らされているのかもしれません。 中国のことをあまり知らないようで、お話していても少し心配な点もありましたが、話の中でふと感じることがありました。 私が中国で経験したり感じたりしたことはあくまで私個人としてのもので、決して普遍的なものではありません。別の方は別の方でもっと違った経験・感想があるはずです。 だからFさんがあまりにも嬉しそうで、無防備だったのですが、苦言や忠言は言えませんでした。 新しい奥さんのビザ取得が苦労するかもしれませんとか、中国での中国式結婚式の心得などをお話したぐらいです。 私の中国観を押し付けるのはよくないのではないかと考えたのです。 まっさらな状態から新しい奥さんを迎え、色々苦労もあるかもしれませんが、偏見なしでスタートしてもらいたいなと思ってしまったのです。 来月(来年か)にはもう1度来中して結婚式を挙げるそうです。 今回1度帰国して準備を整えてまた来るつもりなのです。 年末のガラガラの飛行機の中で、幸せそうに語るFさんと話し込んでしまいました。 また、ハルピンでお会いできることがあるかもしれませんね。 |






