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年の瀬、事故の顛末!
2006年も気がつけば残りわずかになってきました。
ネット上でも「今年の出来事」なんかの記事を見ると、ああもう年末なんだと実感させられたりします。

皆さんの今年1年は如何だったのでしょうか?
中華社会にいると、年末と言う感覚が薄くなってきます。
百貨店業にいたので、12月は年末商戦だとか歳暮ギフトの掻きいれ時だとか、クリスマスの準備などとかで、いやでも年末の雰囲気を味あわされました。

そんな年末の最中なのですが、事故ってしまいました

その日、ハルピンの日本人仲間から、知り合いのOさんがバーを開店する事になったのでみんなでお祝いしに行きませんかとお誘いがあった。

『引フ吧』と書いて『Engine bar』と言います。
ハルピン在住の日本人仲間が集まって、開店のお祝いをしました。
私とM山老師、ハンゾー夫妻と出かけ、開店イベントを楽しんできました。

Engine barを後にして、私の車で帰途に着き、ハンゾー夫妻を送りM山老師の送り、そのホテルの出口を左折しようとした時です。
ご存知のように中国は右側走行なので、右から来る車に注意し、交差点の真ん中を過ぎたあたりで右を見ました。
その交差点は信号のない交差点です。
その時に前方からの車もあったのでやり過ごそうとその車を待ちました。
その時です、右から猛スピードで突っ込んでくる車が見えました。
私の車の手前5メートルぐらいで急ブレーキをかけて右に切れながら私の車の右前方に衝突しました。
かなりのスピードだったので、ぶつかりながら今度は左にスピンして今度は私の車の左前方バンパーに衝突しました。

わたしは運転席で他人事のようにその始終を眺めていました。
あたり具合がよかったのかほとんど衝撃も感じませんでしたが、見るところ相手の車の運転席ドアはけっこうへこんでいました。


車を降りると相手の方もものすごい勢いで降りてきました。
運転手は中年の女性で、助手席には男性でした。
二人とも中国語でガンガンまくし立てます。
『お前が悪い、責任は100%お前にあるだろ!対不対!』
外人である私は分が悪いので、会社の担当者の応援を電話しました。
M山老師にも電話するとすぐに駆けつけてくれました。

中国語は分かるのですが、中国語でケンカは難しすぎると判断し、ほとんど中国語が出来ない振りをしていました。
応援が駆けつけ、公安に電話をし現場検証が始まりました。
公安も日本の警察と同じでメジャーで色んな所を測ったりとけっこう真面目に仕事してましたね。

夜の10時前だったので外は零下20度近くです。私もM山老師も応援隊も震えながら見ていました。
検証が終わると公安にまで一緒に来いとのこと。
中国で初めてになる公安での事情聴取を受ける事になりました。

近くの公安署(交通大隊)に向かい約2時間ばかり、相手の方も含め喧々諤々の応酬をやってきました。
私は中国語が出来ない振りを続けていたのですが、絶対譲らない中国人同志が話し合うのですからまとまるわけがありません。
公安の人も最後のほうは相手のわめき続けるおばさんに苛立ち、かなり怒っていた感じです。
大体の流れは相手のおばさんがスピードを出しすぎていた(スリップ痕が5.8メートル=公安調べ)ためと、公安の心象が悪いのか我々側にはいい雰囲気で進んだ感じです。
ただ、公安の結論はお互いの事故責任は50:50と言う事になりました。
と言うことで、お互いの保険で処理してくださいというお達しです。

おばさんとの示談書に保険処理の事が記載されたのですが、最後におばさんがその1文に保険金で修理費がオーバーした分は相手払いと書いたものだから、またまた紛糾しだしました。
日本なら1時間ぐらいで済みそうな内容だったのですが、2時間あまりを公安の取調室で過ごしてしまいました。

私の車はバンパーの交換ぐらいで済みそうですが、相手の車はドアがかなりへこんでいるためおそらくドア交換になるでしょう。
おばさんは『廃車だ〜!新車は全部お前が保障しろ!この車で通勤しているのでその間の代車もお前が用意しろ!』などと恐ろしく高い要求でしたが、結局はお互いがお互いの保険で処理する事に。これも最後は公安が『公安の決定に不服の時は法院に行って下さい。そうなるとあなたが困りますよ』ときつい言葉で黙らせていました。

こんな形で年の瀬を迎えるようになりましたが、大過なかったことでよしとするか。
中国公安での体験も、別の形で経験するのはいやですが、これならまだマシかと自分で慰めています。
厳寒の夜に駆けつけてくれたM山老師にも感謝いたします。
初めての事故で、初めての公安経験でしたが、以外にも緊張してなかったのが不思議です。
みんなも事故には気をつけましょう、と言っても中国では限界がありますが・・・。
 2006/12/20 23:25  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)

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中国系資本の百貨店に勤める百貨店マン。小売業とは如何に付加価値の高いモノを売るのかを考えること。 中国での奮闘ぶりを少しでもお伝えできれば幸いです。

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