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『La FLORE』という名前の花屋があります。 ネタをばらせば、これは遠大のB1に開店したフラワーショップです。 この『FLORE』は、フランス語でローマ神話のフローラと言う花の女神の名前です。 http://www.ydgw.cn/second/ShowNews_1.asp?Id=122714 中国語表記で『芙洛拉』と書きます。 名前を決めるのだけでもいろいろありましたが、最終的にはこれに決まりました。当初『FLORA』と言う名前(英語)の案でしたが、これは既に中国で登記されていたためにフランス語表記にし、中国語表記も『芙羅拉』が使われていたため、『芙洛拉』になりました。 この花屋は遠大の自営ショップです。 全て自社社員で運営をしていきます。 実はこの花屋には強力な助っ人がいます。 日本の京都から来た、F小姐です。(小姐と書いたけど日本人ですよ!) Fさんは京都の某T百貨店のフラワーショップで働いていました。 ハルピンには中国語を勉強するために来ていました。 縁あってこのFLOREを手伝ってもらう事になりました。 彼女の助言や意見で開店する事が出来ました。 彼女がいなければ花屋の経験も無い我々は、ハルピンでのローカル花屋と同じようなものしかオープンできなかったかもしれません。 花束の作り方や、フラワーバスケットの作り方などは、彼女の指導で日本式です。 中国ハルピンと日本ではやり方や感覚も違うみたいです。 日本の細やかな心使いが感じられるのは、その包装の仕方だけでも相当違う事などでしょうか。 花束を作って、茎の根元に脱脂綿状のもので水分を補給させてあげる事なども、ハルピンではしていなかったようです。 また、透明のセロハンで花を傷めないように包んであげるのが日本のやり方ですが、ハルピンでは花束の花の長さより短めの長さで直接包装紙を巻きつけているのです。 F小姐曰く、それでは花が持っている間に傷むので日本では『絶対ありえな〜い』そうです。 何かと、聞けばなるほどと思う事がたくさんあります。 オープンにあたり、備品や什器など日本では当たり前に手に入るものが、こちらでは非常に入手が困難でした。 似たものがあっても品質の悪さで、彼女のお目にかかれば不合格です。 中国に来て日の浅い彼女にとっては、こんな事ですらストレスの元になったでしょう。 さらに、まだ困っているのは、花を保管する『キーパー』と呼ばれる花の冷蔵庫です。 11度前後で低温と湿度を管理する花専用の冷蔵庫が中国では入手困難でした。 あるよと言われて、紹介されたものは単に箱にエアコンを取りつけたようなものだったり、湿度調整機能が無かったりと、微妙に不満足なものが多かったのです。 花屋はオープンしましたが、いまだに『キーパー』は設置されていません。 キーパーが無いため、切り花の保管が常温のため日持ちがせず、ロスの原因になります。 何とか努力しているのですが、イジイジ状態です。難しく言えば、『隔靴掻痒』です。 こんな時日本がいかに便利かを知らされるのです。 日本人の職人気質のかゆい所まで手が届き、痒くないのにカキカキしてくれるようなことはここではなかなか味わえません。 余談ですが、中国語で『痒い』は、『かゆい』と『くすぐったい』の両方の意味で使います。 かゆいときには掻いて欲しいですが、くすぐったい時には掻いてもらうともっとくすぐったくて『やめてくれー、こそばいがな』となります。 まさに、いまのハルピンでの花屋オープン準備の時の状態です。 (なんのこっちゃ分からんと、思うでしょうが、隔靴掻痒の気持ちなのです) 話が横道にそれてしまいました。 F小姐が花屋のローカルスタッフと作ったフラワーバスケットの写真を公開します。 F小姐『やめてくれー、こんなん載せたらはずかいいやんか。もっと納得いくもんを作ってからにして〜』 と言っていましたが、納得がいくものを作れる状態を待ってたら日が暮れる(いや、年が明ける)ので、載せてしまいます。 ![]() F小姐すみませんです。 |






