就活
この冬ハルピンはは例年並みに寒くなっています。
この数日は最低気温が零下26度とか27度とかになっています。

日本では例年のセンター試験の季節です。
この時期日本では何故か雪が降ったりして、受験生を悩ませているようです。
今まで頑張ってきた総決算のような日に交通機関が乱れたりすると、心理的にもあんまりよくないでしょうね。
何があっても泰然として・・なんていっても無理でしょうか。
それはともかく、受験生の皆さんは実力を十分発揮できるよう頑張っていただけるよう応援します。
4月からは晴れて大学生になれるようにね。

中国は三月卒業ではなく七月が卒業の時期です。
大学生で4回生はあと半年で卒業です。
今日は、就職活動の話です。

日本と同じく学生達は4回生になると『就活』を行ないます。
企業も大卒を確保するため、就職説明会のようなものを行なったりします。
ただ日本と違いそんなに大掛かりなものをせず、新聞広告に募集要項を載せるだけの所も多いようです。
新卒募集といった考え方も少ないみたいです。
転職が日常的に行なわれているため、随時募集のようなものが多いようです。

うちの百貨店でも毎年新卒大学生を雇用しています。
幹部候補生として『管理培訓生』という呼称で20名弱を取ります。

今年もハルピンの主要大学で就職説明会を行ないました。
私も人事部と同行して説明会に参加し、学生の面接を行ないました。



ハルピンでは有名な黒●●大学、ハルピン●工大学などです。
学生達の関心も高いのか説明会には200人を超えるぐらい集まりました。
ただしここでも学生達の時間の概念の甘さに直面します。
定刻どおりに来ないものも少なくありません。
厳しく定刻を過ぎたものには入室をお断りするのですが、なんとか理由を述べて入れてくれるよう抗弁するものもいます。
しかし、社会人になる第一歩です。時間管理は自己管理の基本中の基本です。
すみませんが、他の会社を当たってください。ハイ。



先ずは大教室で自社の説明会を行い、学生達の質問などを受け付けます。
それから、我々面接官が2グループに別れ、面接官3人と学生1人のグループ面接に入ります。
学生数が多いので、一人約3分ぐらいで自己紹介・アピールを行なってもらいます。それだけで、瞬間的に合否を判定していきます。我々面接官がそれぞれの名前の上に合否を書き入れます。
1グループが終わるごとに3人が合否を集計。
私も全部で100人ぐらいを見させていただきました。

面談の感想としては、日本の企業面談とはかなり違うものがあります。
まず、学生の服装。ほとんどが普通の格好です。ジーンズにカジュアルな服装。やや綺麗めな服装もありますが、いわゆるリクルートファッションなるものは存在しないようです。男子学生で一人だけスーツにネクタイでした。
2つ目は面談の姿勢。足組みをするのは普通の光景。だらしなく感じるのは日本人DNAでしょうか?
3つ目は、中国の学生は非常に自己主張が上手いと感じた事です。
自分の長所を述べさせると、滔々と喋ってくれます。欠点に関しては実に微妙にオブラートしてくれます。

中国でも最近は大卒でも就活は難しくなってきているようです。学生達もそんな中でかなりの緊張感を持って望んできているようです。
ただ、その意気込みが滑っている学生も見受けられました。

学生達のフレッシュさに触れたことは、社会人生活で垢だらけの私にとってはいい刺激となりました。
 2008/01/23 08:38  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)


勝って兜の・・・・
今日の気温は最低気温がマイナス11℃、最高気温が4度でした。

さすがに外を歩くと寒い。
風が強いので顔が痛いくらいです。

先週末で長かった催事も終わったので若干ほっとしているところです。
『購物狂歓節』(英語ではShopping Festival)と名づけたこの催事はライバル店の周年慶(創業祭)に合わせて始めたものです。
昨年は新聞紙上も賑わせたぐらいの激しさでした。
今年は昨年の反省点も踏まえた若干大人しめの催事にしました。
とは言っても、これは一種のバトルですから今年もあの手この手です。
ライバル店は、基本的な戦略は『満300儲300』と言って、300元買うと300元分のポイントを差し上げますと言うものです。
一見無茶苦茶なようですが、300元買うと300元の商品を差し上げますと言うようなものです。計算上は半額にしたようなものですね。
しかし、これではお客様はさらに余分なものまで買う必要があります。


弊社は割引額と再加重割引制の二重で対抗しました。
『6.9折再満300元減60元』、これは31%OFFの上にさらに300元購入毎に60元を値引きしますよと言うものです。
両者を比べると、ライバル店では欲しいものを300元で買うと300元のポイントが貰え、更に買い物を続けるしかないこと、確実にお客様のお金は300元消費されます。
弊社では最大の割引を受けるためには435元のものを買えば240元の支払いで済みます。割引率は約45%OFFです。
さてどっちの方がお客様に魅力があるのか?

例えば1000元の商品を買った場合、弊社では31%OFFの690元から180元が更に割引になり510元の支払いになります。懐からは510元が消えます。
ライバル店は1000元が懐から消えますが、2000元分の商品がゲット出来ます。

今回の場合催事のパワーは拮抗していましたが、ブランド力に勝る弊社のほうがやはり強かった。
また、後半には中国のお客様に好まれる、抽選会も追加。
毎日抽選で総額50万元(750万円相当)が当たるというものです。
買ったその場で抽選を行い、5元〜4999元がキャッシュで当たると言うものです。
射幸心を煽られると弱いハルピン人には大当たりでした。

店内ではこの催事のPR活動として店内1階中央広場にスケートリンクを作り、フィギアスケートの模擬演技や雑技団による演技、子供たちのスケートダンス、エスキモー犬の橇引きなども行い、大盛況でした。
こんな楽しいイベントも中国ならではでしょうね。




連日多くの人で賑わい、営業時間も深夜12時まで延長して行いました。

私も幹部の一人として弊店までの総日直として頑張らせていただきました。

勝てば官軍、売れれば嬉しいものです。
催事も無事成功裏に終わり、一安心です。

また催事後の反省点もあります。
なぜ売れたのか?悪い点はどこだったのか?など。

そんな中で思い出した言葉があります。
『勝ちに不思議な勝ちあり、負けに不思議な負けなし』という言葉だったと思います。
ロッテの野村監督がよく引用する言葉です。

売れた理由がよく分からないこともありますが、売れなかったときには結構理由が見つかりやすいのです。
必ず反省点があるものです。

売れた売れたと喜ばず、勝って兜の緒を締めなくては、奢れる平氏になってしまいます。

素直に分析反省したいものです。
 2007/11/16 01:07  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)


北京 胡同
久々の北京。

前回北京に出張してから暫くぶり。
今回はお気楽北京になりました。

この時期ハルピンでは結構冷え込んでいるので、北京も寒いかなと思っていましたが、思いのほか暖かかったですね。

北京に来て思うことなのですが、何度来ても青空に会うことはありません。
天候のせいではなく恐らく大気汚染の影響かと思います。

飛行機で北京首都空港に降りるときに見る北京の上空は灰色の靄のようなものに覆われて、スモッグに覆われたドームの中に街があるようです。
控えめに見てもこの大気汚染度は深刻と感じます。
北京で生活はしたくないですね。

今回と以前とで変わったことの一つが、タクシー内での禁煙措置でしょうか。
日本でも最近は前面禁煙タクシーが増えてきているそうですね。
北京のタクシーも市内は前面禁煙になったようです。
愛煙家の私は、空港からのタクシーでちょっと試してみました。
私『タバコすってもいいですか?』
運転手『没関係(大丈夫ですよ)、四環以内的不行、高速公路上可以吸煙的(第四環状線の内側はだめだけど、高速道路上なら吸ってもいいよ)』
・・・・との返事でした。

こういういい加減さは、私にとって都合のいいところのみ大好きです。
まあ、いい加減すぎて気分悪くなることもままあるのですが・・・・。

北京もオリンピックを控えてあの手この手でマナー向上キャンペーンを行っているようです。
タクシー禁煙もその1つでしょうか。
市内での痰を吐く行為も罰金などの措置が取られています。
頑張れ北京。

仕事関連はそこそこに済ませ、自分の時間を利用して北京めぐりをしてみました。
故宮からほど近い『胡同』に行ってみました。
3年前にも訪れたことがありますが、懐かしくなって歩いてみました。
そこで、日本語ぺらぺらのフィンランド人と知り合いました。
彼の奥さんは日本人だそうです。
仕事で北京に来ているそうなのですが、なぜか彼は胡同の民宿に泊まっているとのことです。
その民宿に連れて行って貰いました。
胡同の伝統的な造りの『四合院』です。
そこの三部屋がお客さん用として使用できるようになっていました。
民宿の親父さんと奥さんも居間でくつろいでいました。
お茶などもご馳走になり、今度機会があれば泊まってくださいと、名刺ももらいました。


皆さんにそっとお知らせします。
www//hutongvisiting.com

ここの『胡同』と言うのは、もともとモンゴル系の人たちが多く住んでいた場所で、満族の言葉で『モンゴル人』と言う意味だと教えてくれました。
なので、ご主人は満族だと教えてくれました。
今は、『胡同』と言うのは古い北京の路地裏のような町のことを意味するようになっているようです。

胡同も観光地化されていて、一角ではカフェや土産物屋などがたくさんあり、それなりに楽しめますが、『いかにも』と言った感じのところになりつつあるような気がして、ちょっと寂しいですね。

でも、さっきの民宿は風情があって古き北京に浸るには打ってつけかと思います。お勧めです。

高層ビルと胡同の対比を味わってみてください。
 2007/10/17 00:25  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)


中秋節活動
9月ももう終わり、もうすぐ中国では『国慶節=十一節』が始まります。

9月は中秋節(日本の十五夜、旧盆)がありましたが、今年も月餅のいただき物があり、いささか食傷気味です。

その中国では大切な中秋節に、我が百貨店でもイベントを実施。中秋節に月見を行うのは日本も中国も同じでしょうね。
我が百貨店では、自社のVIPのお客様をお招きして、豪華お月見会を行いました。

ハルピンの北を流れる「松花江」と言う川で、客船をチャーターして簡単な食事をしてもらい、船の中でゲームや出し物を見て楽しんでもらおうという趣旨です。
我が百貨店ではVIPの常得意様に対して、日本の外商常得意様と同じように、ロイヤリティー向上戦略を考えています。
まだ、外商係り員とかの個別サービスには至ってはいませんが、行く行くは日本のような外商制度が出来ればと考えています。

夕方の6時に始まり、夕暮れの迫る松花江を遊覧しながらのゆったりしたミニ船旅です。
船からハルピン市内を振り返ると、まったく違う角度で眺められて、何かどことなく神戸を思い出します。
(風景はまったく似ていないので、単なる自己感傷かも・・・)



船内では、中国伝統芸能でもある、二胡や楊琴などによる演奏、中国茶の作法によるお茶の接待、大抽選会、お客様傘下のゲームなどでけっこう飽きずに過ごせる趣向になっていま
した。
スタッフのアイデアにはなかなか感心しました。
司会者も黒龍江電視台(黒龍江TV)の司会者を起用したりで、結構本格的です。






暗くなると、打ち合わせどうりか、岸辺から花火のサプライズも用意されていました。
船べりから花火を見学し、夜空を見上げると丸々とした月がきれいでした。

神戸港の観光船コンチェルトのように豪華船とはいきませんが、雰囲気は中華風の味のある船でしたね。
ハルピンのカップルがロマンチックに過ごすにはいい雰囲気の観光船でした。



主催者側であったものの、お客様と一緒に中秋節をのんびりと楽しんだ一夜でした。
(仕事もしないで、お客様と一緒に楽しんで、食べて飲んでいました。スミマセン。今後もっと仕事します。)
 2007/09/27 00:33  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)


楽山大仏と峨眉山
中国にはユネスコ世界遺産に登録されているところが沢山あります。

実は先週に四川州は成都へ出張がありました。
日程は6日間なのですが、その間に土日を挟んでいました。
仕事は先の2日間で大体終わり、月曜日にその会議があります。
成都での仕事の内容などを会議で報告、討議するためです。

その間隙を縫って成都の南にある楽山と峨眉山と言うところへ足を伸ばしました。

楽山には楽山大仏(凌雲大仏)と呼ばれる巨大大仏があります。岷江と言う川の岩壁に彫られた世界最大の石刻座仏です。高さ71m、肩幅28m、頭部の高さ14.7m、頭部の直径10m。ガイド曰く、足の甲には100人が乗ることができるぐらい大きいそうです。
岷江は、かつて水害が多く、その岷江の水害を鎮めるため、凌雲寺の僧海通が起工し90年もの歳月を要し、803年(唐の貞元19年)大仏が完成したそうです。
ここの岩は柔らかいので崩れやすいそうですが、1200年経った今でも健在です。
これには、1200年前の石仏設計者の排水システムや、雨に浸食されるのを防ぐ伽藍の設置したりしたお陰だそうです。
この巨大石仏全体を見るには船に乗らなければ見えません。
そこで、船に乗って見物することにしました。

楽山港からは5分ほどで現場に着きます。
大仏の前では10分ほど停船してくれるので、その間に写真を撮ったり鑑賞したりします。

あまりにでかいので感動します。
71mと言えば20数階建てのビルを眺めているようなものです。中国と言う国はほんとにでかい物を作ったなあと感心します。

実は見る前にガイドから説明を聞いていたのですが、治水のために坊さんが大仏を作ったと聞いて、そんな金と時間があるんだったら、河川の整備事業をしたほうが有益なのに・・・と内心思っていたのです。
まあ今でも本音はそうですが、現物を目の前にすれば昔の人の苦労や努力の結晶に脱帽するだけです。
とにかく凄いです。

地平線まで延々と続く万里の長城を見ても感心させられますが、この大仏は圧巻ですね。

成都から車で高速道路を使えば1時間半ぐらいで行けます。
成都へ行く機会がある人はぜひ言ってきてください。
あと、楽山のすぐ隣にある峨眉山も世界遺産です。
こちらにも行ってきました。
時間の関係で中腹までしか行けなかったのが残念です。

峨眉山にはたくさんの仏教寺がありますが、その中の万年寺に行ってきました。
ふもと近くからロープウェイで楽して上がれます。はい。
海抜1020mで、普賢菩薩を祭る印度風寺院でした。
ここには伝説の釈迦のシャリ←(おコメのことじゃないですよ、お骨のことです)を祭ってあるそうです。フ〜ン・・です。

その後麓近くにある報国寺にも行きましたが、ここの博物館はパスしてもいいですね。
ガイドが熱心に館内を案内してくれるので、まったくしょーもなかったのですが、熱心に聴く振りだけをしてきました。

まあとにかく、あの大石仏や、峨眉山の大自然と峻険な山に作られた寺院を見た後なので、(子供だまし)博物館がしょーもなく感じたのは勘弁して欲しいところです。

写真を付けますが、自分の目で見た感動は半減されるどころではない!とだけ付け加えておきます。






 2007/09/15 00:57  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)

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プロフィール

中国系資本の百貨店に勤める百貨店マン。小売業とは如何に付加価値の高いモノを売るのかを考えること。 中国での奮闘ぶりを少しでもお伝えできれば幸いです。

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