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中国ビジネスにおけるタブー
自分がこれまでにビジネスで中国と関わった事を振り返って感じた事です。これは、長年中国でビジネスの経験をしたことのある人は誰でも理解していることだと思います。

ほとんどの場合中国の人に「これは出来ますか?」と質問をすると、必ず「没有問題!メイヨウウェンティ!」と答えが返ってきます。私が思うに、これは「どんなことにもチャレンジします!」と言う彼等の意思表示なのではないでしょうか。



日本的な発想では、100%確実と言えない事を無理して受けて失敗したら、相手に迷惑がかかって自らの責任問題になるのではないかと考え、消極的な対応しかしないと思うのですが、中国の人は違うのです。「没有問題!」です。頼もしい限りです。しかし、要するに中国の人に「出来ますか?」と質問しても、日本人と受けとめ方が違うため、こちらが期待するような返事は返ってこないのです。ですから、中国ビジネスで「出来ますか?」はタブーなのです。

ちなみにアメリカのGAPの品質管理担当者は工場委託を始める前に、その工場に数ヶ月入って徹底的にその管理体制をチェックするそうです。日本の品質管理は根底が違います。オーダーを入れてから品質管理担当者がチェックを入れます。ようは出来ると安易に信じてスタートする前に入念なレベルチェックをする。どちらが合理的でしょうか?「出来る」と信じてオーダーしたのにと後悔した業界人を多数知っていますが、まずは国民性を良く知る。そして理にかなった仕事をする。それがビジネスのこつでもあるように思います。



 これはタブーでは無いのですが、中国人とビジネスを行っていて、中国の人には天性の営業センスがある、と感じることが多々有ります。日本が職人的な風土の国なら中国には商売的な風土が根付いていると思います。転んでも絶対にタダでは起きません。我々には考えられない営業ロジックも持っていますし、言葉も巧みです。日本のボーっとしたサラリーマンより中国の一般的な主婦の方がはるかにビジネスセンスのレベルが高いのではないでしょうか。
 2005/05/17 14:22  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)

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