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金曜日の最終電車は嫌いです。くさい、うるさい、醜い。酔っ払いの巣窟です。 お酒に泥酔しているさまは人それぞれですが、その無防備なさまには共通項が見えます。 私はお酒が飲めないので、時々酔っていい気分になる人がとても羨ましくなる事があります。飲んであれだけ気分転換が出来たらどれだけ楽だろう、と思うこともあります。 先月上海に住む私の友人が夜の地下鉄でスリにあいました。警戒していたにもかかわらずやられてしまった訳です。一歩日本を出た外国では無防備な人間には容赦なく危害が訪れます。それが世界的な常識です。 ところがどうでしょうか、日本の終電で目にする光景と言ったら。こんな平和ボケな国は世界中探してもありません。電車の女性専用車両なんてものは世界のどこに例があるのでしょうか?電車の中で平気でエロ本を読む奴、ミニスカートをはいていても、平気で地べたに座る女子学生、ゾンビのように無気力で眼に力の無いサラリーマン、など。何かが狂っている光景です。 電車の中で見る光景は世の中の縮図と言っても良いんじゃないでしょうか。世の中(会社や社会)も個人情報の問題をはじめ、自らの防衛対策に無防備だった訳です。今まではそれでもなんとかやってこれた。でも、もうこれからはそう言うわけにはいかない。「日本」という狭い価値観や常識の中に留まって居ることが出来ないくらい、時代は思いもよらない早いスピードで変わっています。 電車で泥酔して眼鏡を鼻からずり下げているおやじを見て、ふと感慨深くなりました。 |




