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私が持っている約20年間のアパレル経験では、パレートの法則と呼ばれる「20%の商品が80%の売上を稼ぐ」というのが商売の通説でもあり、常識的な解釈でもありました。 上位20%の得意先の数があれば80%の売上とそれ以上の利益コントロールが出来たものです。今でもリアルな商売ではこれは変わっていないと思います。 聞くところによると、飲料水の商品なんかも上位20点で80%以上の売上マーケットシェアを抑えているようです。 ところが、ウェブの世界ではちょっと違うぞ、というのが、このロングテール理論です。リアルの世界では全く採算の合わないニッチ商品が、ウェブの世界では金の木になりますよ、と言うのがこの理論です。ようは、リアルの世界では売れない商品が、ウェブの世界ではしっかり稼ぐ、という理論なんです。パレートの法則の正反対です。 書籍販売で有名な「アマゾン」では、ランキング10万以下の商品で売上の40%も稼ぐという実態が有ることから棒グラフを作成し、それを「長い尾っぽ」に見立てて、ロングテール理論と言うようになったようです。 きっとMACのiTunesなんかもこれに該当すると思います。 当社のサイトも、分析をすると必ずしも上位表示される、上位にヒットするページは限定されていません。一見無駄に思えるような情報ページでも視聴者の回遊に必ず役立っていることから、リアルのビジネスにおいては、常に考えてきた絞込みの発想は、こと、このウェブの世界を考える場合、先入観から排除しなければなりません。 ここ数年は、SEMなどによって劇的にマーケティングコストが下がった訳です。今までは販促といえばテレビや雑誌などマスメディアを介したものがほとんどでしたが、これらは大手的な発想のマスを相手にしたビジネスが前提だった訳です。しかし、GoogleのアドワードやYahooのオーバーチュアなどのPPC広告やSEO対策などによって、ニッチマーケットにも確実に安い費用で顧客にリーチをすることが出来ます。想定ユーザーが少なくても、確実にビジネスのチャンスがあるわけです。 ウェブの世界は旧来の死に筋になってしまっていた商品とか、ニッチすぎて日の目を見なかった商品などもしっかりビジネスの土俵に乗せることができるのです。 |




