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ネームはブランドじゃありません。
一般的に『ブランド』と言うと、知名度の高いものだけを想像するのではないでしょうか?また、アパレルの会社によってはネームタグのついているものは全て「わが社のブランドは。。。」とネーミングされたものを単純に『ブランド』と考えていませんか?
『ブランド』力とは、高い売上が確保出来たり、多額の広告費を使って告知活動が出来れば手に入る物ではありません。『ブランド』は、お客様に「信頼」された価値を指すものです。よって『ブランド』とは、大手の企業だけが手に入れるものではないのです。
ネームタグの名称は『ブランド』ではありません。それは目印や目安のようなもので、それだけでは『ブランド』とは言えないでしょう。『ブランド』は発信者側の魂や思い入れを込め、時間をかけて育成された結晶のようなものです。企業側がその『ブランド』に、どの位多くのエネルギーを使いどの位その思いを形にする事が出来たかで『ブランド』の価値が決まります。

私もアパレルに在籍した時代には数多くのライセンスブランドを扱ってきました。それはライセンサーが商品コンセプトまでを提供してくれて、小売サイドのバイヤーに分かりやすくセールスが出来て、短時間に商品をブランド化することが出来たからです。
しかし、どうでしょ?このライセンスフィーにかけたコストは多い時で1億近くにもなりました。。ロイヤリティはそのブランドの価値によって差がありましたが、もしそれだけのコストを自社ブランドに費やせたらどうだったか??1億のロイヤリティと言うコストを自社ブランド開発の広告や人材育成や新流通チャネルの開拓などの費用に計上できたらどうだったか。そんな後悔を今でも持ちます。これはライセンスビジネスを否定するものではなく、経営の視点の中に自社ブランドの開発と言う視点を見逃していたことへの反省です。

ブランド戦略をもう一度考えてみてはどうでしょうか?

物真似しないで自社のオリジナリティで勝負できるブランド。
それは誰が自分のお客様なのか?
そのお客様に商品をお届けするにはどのチャネルが最適なのか?
その商品を開発するにあたり自社の生産背景の強みは生かすことが出来ているか?
お客様から見てそのブランドは信頼力があり、いつも提供する情報に一貫性があるか?
売り手側の都合ではなく、常にお客様の声を聞いているか?

そういったことを今一度考え直してみては如何でしょうか?
 2005/02/19 21:34  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)

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