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ネットリサーチの本当の利点は、「自社の顧客データベース(DB)の蓄積と活用」ができる点です。ここでは、その活用方法について商品開発・売り方の提案に焦点を例に説明してみます。 1.【商品開発】企画への活用〜営業ツールとしての活用 耐久消費財や1ブランドの生産量が大きい食品と異なり、アパレルのような低価格で 1品番のロットが小さい商品の開発の場合、事前の市場調査はほとんど行われていません。また、いざ調査をするにしても有る程度のモニター数が確保出来なければ、せっかく得られた回答の信憑性も無く、多くのモニターを集めるには多額のコストがかかるため、従来の手法で市場調査が出来るのは一部の大手アパレルや百貨店、量販店など有る一定以上の企業だけでした。 ところが、ネット・リサーチはご紹介した通り非常に低コストで短期間に大量の回答を得る事が出来るので、中小企業の多いアパレルでも市場調査が可能になってきたわけです。 すでにご説明した「SEO」(検索エンジン最適化)によって、自社のホームページに多くの集客(顧客のアクセス)が有れば、そこでアンケートを行い、多くのモニターから回答を得る事が出来ます。そこから得られたデータは商品企画を行う上で社内外に非常に有益な情報となるのです。 例えば、ある小売りチェーンでは、ネットリサーチから得られた顧客の声を自社ブランドの商品企画に活かす事で、シーズンのヒット商品を開発することが出来ました。また、その開発商品について、自社のホームページを訪れた顧客に告知する事によって店頭での販売につなげる事が出来ました。卸の場合も、ネット・リサーチの結果をバイヤーへの提案に活用し、有利な商談をまとめる事が出来ました。バイヤーが持っている過去のデータと経験測を上回るネット・リサーチから得られた情報が、効果的な営業ツールとなったわけです。 2.【売り方の提案】販促プロモーションへの活用 ネットリサーチで、自社のホームページに集まった潜在顧客や顧客に「商品の使い方」や「購買意思決定」についてのアンケートを行って得られた回答やコメントは、販促ツール、営業ツールとして活用する事が出来ます。 これは不思議な事ですが、店頭での商品POPに、「私達が自信を持って開発した商品です」という打ち出しより、「自社のお客様のアンケートを元に開発した商品です!」と打ち出した方が、販促効果が有る事が検証されています。 |




