この地図は何を表しているのでしょう?
ベルリンの地図で緑の線で囲まれているところは2008年1月1日からスタートした
「Umweltzone」と呼ばれる区域です。
この区域は特に交通量が多く、そして住民が多い場所であるといえます。
排気ガスによる環境汚染と人体への影響を懸念して始まった、Umweltschutz(環境保護)から見える環境大国として知られるドイツの「本気」を知っていただきましょう。
この区域(Umweltzone)には規制が引かれました。
赤、黄、緑のマークでそれぞれ排気ガスの排出量を区別しているのですが、
「あなたの車はこれだけのレベルを排気してますよ」と知ることになります。
意識なく車をぶんぶん乗り回していた人も、たった5分先のスーパーへ行くのに自家用車を発進させていた人もわずかながらでも、自動車は排気ガスを出している。という認識を持つことになります。
さらに、この区域内はこのどれかのステッカーを貼っていないと進入禁止なのですね。
今後は真っ黒な排気ガスを撒き散らす自動車は間違いなくステッカーを取得するにいたらず、交通禁止となったはずです。
たしかに、ジョギングをしたいけれど街中は排気ガスがいっぱいでなんかなぁ、と
オートマティックに考えていましたがこれからは少しはよくなるのでしょう。
街の中は道路が中心ではなく、住民の公共の場なのですから散歩や運動がしやすくあると大変気持ちがいい。
今回ベルリンのみならず、ハンブルグとケルンも同時に導入。
時期を追って徐々にドイツ国内の主要都市はすべてこうなっていくようです。
ちなみに、もしステッカーを貼っていない車が区域内で見つかると・・・
罰金40ユーロだそう。結構な痛手です。
車の話でもう一つ、アウトバーンとはドイツの高速道路のことなんですが、
ココも市民に朗報。土日祝日にはLKW(長距離運搬車)は走行禁止になるとか。
後ろから追っかけるように走ってくるトラック野郎というほど暴れん坊な運転手はいないにしろ、余暇のために出かけた際に運搬車の長蛇を見て非常にストレスを感じ、出かけた意味ない!ということがないように・・・なんて嘘か本当かわからないような言い分なのだが、あながち間違っていないらしい。
地域によって小学校の夏休みがことなるドイツなのだが、それも行楽地やヴァケーション先が混雑しないため・・・、だというから、余暇を大事にするドイツ人らしい発想といえばその通りだ。