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スーパーの伝言板
スーパー入り口付近、買ったものをバックに入れたりする台の目の前には
色々なビラが貼ってある。手を動かしてても注視しなくても出来る作業だから、
買ったキュウリやヨーグルトやバナナやウインナーなんかを片手に、ついつい読んでしまうのだ。

さて気になったビラがあったので記述してみましょう。

1月8日「落し物しました。拾った方には100ユーロ差し上げます!」
大事なペンダントとイヤリングをこの付近で落としました、見つけてくださった方には100ユーロ差し上げますって・・・
むしろ「拾ってもってっちゃったかた、どうか返して!100ユーロあげるから!」という叫びが聞こえてきそうな感じの一枚。悔しかったでしょうねーなくなっていたことに気づいた瞬間は・・。
しっかしそんな一張羅を身に着けていたところを見ると、なにかパーティかなにかにお出かけし酔っ払って帰宅した・・・そんな感じなのでしょうか。
だってこの周辺じゃベルリン市内といっても余所行き着ていたら目立つところですからね。
落し物、身の回りのものには十分気をつけたいところです、ハイ。

2月10日「犬探しています!」
A通りに面したスーパーKの入り口に、買い物のため何時何分ごろ愛犬のBを
繫いでいたところ買い物の後にはすっかり盗まれていました!(盗まれた、と明記されてあった)黒い○○犬で、舌に黒い斑、おなかにはなんとか・・・と事細かに特徴が記され愛犬の不在を嘆く声・・・ これでは連れてった輩もオチオチ近所はあるけまい。
犬が欲しい人はTierheimといって、犬・ネコを飼えなくなった人がやむ終えず連れて行く動物の施設に行けばいくらでも飼われたがってる動物に出会えるのに・・・と、やるせない気持ち。

他、ものの売り買いや仕事探しています系の
「お部屋空きます!」
「ベビーカー売ります」
「YOGAコース初心者向け」
「引越し手伝います」など色々な近所ネタがスーパーにはあるからちょっとやめられない。
中には、どういうつもりで書いたのかしら、コレ!?ってのもあるのです。

怒りや悲しみってこうやってコミュニケートすることで和らいだり解決したりするなら
とても素敵なことですよね・・・ なんてキレイにまとめてみたり。
でも正直スーパーの入り口だけでなく、街の図書館、駅前のカフェ、街中の電柱・・・
ヨーロッパではたくさんの張り紙を見つけます。世界中にアクセスできる世の中だけど
ダイレクトなメッセージとその効果はやっぱり身の回りから、なのかもしれませんね。

私だったらどこでなにを伝言したいかしら・・・?
とふと考えてみるスーパーの帰り道でした。




 2008/02/22 04:32  この記事のURL  /  コメント(0)

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プロフィール
進士 エリコ(しんじ えりこ)
PR会社にてライター/ディレクターを経て、26歳でドイツに飛び現在ベルリン芸術大学デザイン学科テキスタイル空間デザイン専攻。
温故知新がデザインのモットー。文化がクロスオーバーするここベルリンで日々舞進中!?

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